昨日3月15日、映画『無言館』の試写会が神戸元町の町づくり会館で行われ、その後、上映実行委員会が発足しました。準備会から、趣意書、態勢、活動提案が提案され原案通り可決しました。
1.長編ドキュメンタリー映画「戦没画学生慰霊美術館・無言館兵庫県上映実行委員会趣意書 
  長野県上田市、周りを山々に囲まれた田園地帯の丘の上にひっそりとたたずんでいる小さな美術館「無言館」。静まり返った「無言館」の扉を押すと、志を果たすことなく戦場で散った画学生たちの声が聞こえます。絵描きになりたいと願いながら、絵筆をとることで生きることができず、心ならずも絵筆を銃に、戦地で多くの画学生たちが、生命を奪われました。
 「無言館」館主窪島誠一郎さんは、画家・野見山暁治さんと協力して、その画学生たちの遺した作品、遺品を全国各地に訪ね、収集しました。生命あるすべてのものを大切にして生きていくことへの願いが、描きかけたままの絵から聞こえてきます。「無言館」はそういう美術館なのです。「こういう時代だからこそ、彼らが生きてきた証を守ることで、いのちの大切さを、戦争を知らない世代に伝えていかなければならない」─ 窪島さんは語ります。
 八月には彼らの無念を弔う慰霊祭「千本の絵筆」供養がおこなわれます。
このたびこの戦没画学生慰霊美術館「無言館」の長編ドキュメンタリー映画が完成しました。公開は2011年5月を予定しています。そこで、この作品を多くの人にご鑑賞いただきたく、兵庫県上映実行委員会を結成したいと存じます。
                 記

具体的な取り組み予定(案)は、以下の通りです。
1、映画完成に合わせての試写会の開催
3月15日 こうべまちづくり会館
2、兵庫県内上映会 (目標・全自治体を目指す)

2.兵庫県上映実行委員会の趣意書 
①組織運営 (順不同・敬称略)推薦
代表世話人 安武ひろ子 元参議院議員
代表世話人 水田全一  臨済宗 妙心寺派龍澤寺住職
代表世話人 宮崎潤二  兵庫県平和美術家協会会長
代表世話人 上野祐一良 兵庫歴史教育者協議会会長
代表世話人 津川知久  兵庫県労働組合連合議長
代表世話人 松岡武弘  労働者協同組合 国際ツーリスト・ビュ−ロー理事
事務局長  松岡武弘   同上
事務局次長 寺島鉄夫  関西プロデュースセンター代表取締役

   事務局 国際ツーリスト・ビュ−ロー       神戸市中央区北長狭通4−7−1(〒650-0012)
          TEL078-391-2961FAX078-332-0977    配給会社 (有)関西プロデュースセンター 
          京都市山科区西野小柳町69-1フォーラム102(〒607-8354)
          TEL075-581-0066 FAX075-581-5312



3.会則

◎正式名称  映画「戦没画学生慰霊美術館 無言館」兵庫上映実行委員会
◎目的      1、映画完成に合わせての試写会の開催(3月)
         2、県内全自治体上映会(自主上映会開始)
◎活動内容   上記(目的)を支援する。
◎期間     2011年3月〜2012年12月31日
◎組織運営〇代表世話人(複数・別紙)
    〇事務局長 1人
     〇事務局次長1人 (案)寺島鉄夫 関西プロデュースセンター代表)
     〇事務局または実行委員(各自冶体に一人を目標とする) 40人〜50人
               5月までに募集(自薦・他薦) 

◎5月末日まで上映実行委員会を拡大する。
◎会の財政    基本的に配給会社(関西プロデュースセンター)が負担する。
◎経済活動   1、3月 試写会 (3月15日 こうべまちづくり会館)
2、5月より各都市での自主上映会 
   目標 全自治体(41)での上映会をめざす。
映画のみ       特別企画(音楽・朗読・講演)
当 日  1500円        当日  2000〜 円
前売券 1200円(シニア設定)     1800〜1500円
特別企画経費控除+歩合精算
以上の支援活動。