労協 国際ツーリストビューローより緊急アピール

KokusaiTourist2011-03-19

被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます
すみやかな救出、救援、復旧を心より願っています。そのため今、ご奮闘の各位に敬意を表します。そして、国、自治体を始め関係当局には、被災者のいのちと安全、人権守るため最大限の態勢をとることを求めます。
私たちは、16年前神戸で被災しましたが、全国の皆さまの暖かい励ましとご支援で今日まで頑張ってきました。今回の事態は想像力を遙かに超える事態です。私たちにできることは何でもやらねばならないと考えています。皆さん!救出、救援、復旧に力をあわせましょう。2011/03/14

みなさまへ この度の素早い救出・救援、支援の活動に敬意を表します。力を合わせ支援の輪を広げましょう。
いま、「阪神淡路大震災を乗り越えた」私たちにできること、経験したことを現地にも伝えたい、国に届けたい、それらがヒントになればと思います。
 

国際ツーリストビューローは
16年前あの時、仕事がすべてキャンセルになり、旅行社として何ができるかを考えました。
そして… 被災者を、“湯郷温泉日帰り入浴バスツァー”に「招待」。被災したバス会社や湯郷温泉の旅館組合にも協力願い、バス21台を運行し、約1,000人の被災されたみなさんに大変喜んでいただきました。被災企業に余裕はありません。費用は、全国のお得意先や心ある組織などに協力いただきました。被災2週間後のことでした。
 また、神戸の学童保育の子ども達を京都の凧揚げ大会に、企業家や旅館などの協力で1泊旅行を企画し親子ともども久しぶりの笑顔がはじけました。

そしていま
被災地周辺の観光地などの宿泊施設、バス会社なども、仕事がなく生活の危機が迫っています。被災者に“ホッとできるひととき”を提供できないか
国やみんなの力で…知恵をしぼりましょう。神戸でも議論があった義援金の「有効活用」。こういう使い方を考えてみては…
避難所を回る歌や踊りの慰問グループが、被災者のこころをひととき和ませました。こんな時に…ではない、こんな時こそ!実情に応じたこころのケア、癒しが必要です。

さらに
☆“国難”というなら国は最大限の態勢を!「助かったいのち」を失わせてはいけません!
☆一斉地方選、全国民が救援に力をあわせなければならない時! 全国的に延期が妥当では…
☆「被災者」に重大な影響を及ぼす「計画停電」でなく大需要企業に節電をキッチリ求めては…
☆膨大な失業者や「派遣」「就職未定者」たちを国が支援のために雇用してはどうなのでしょう…
☆円の急騰、株の暴落への対応、“便乗増税”の阻止、“溜め込まれた”内部留保の“活用”の世論を!
☆“被災地”神戸市・兵庫県は、国へ積極的に助言し、他の自治体に率先して支援態勢を!

国際ツーリストビューロー は、ブログを通じて、被災体験、現地情報、旅の業界からの必要な情報などを発信していきます。これまでも毎日更新し、1日平均で400件を超えるアクセスをいただいています。ご一緒に適切な情報交換で支援の輪を拡げていきましょう。
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