“国境なき芸能団”のイラク訪問報告会

KokusaiTourist2011-06-26

“国境なき芸能団”のイラク訪問報告会が、昨25日(土曜日)、東京、大阪についで神戸で開催されました。落語家の笑福亭鶴笑さんとフリージャーナリストの西谷文和さんから、ビデオを交えての報告があり約40名が熱心に聞き入りました。鶴笑さんは33回にも及ぶ海外での公演で「鍛えた英語」と「一夜漬けのクルド語」を駆使して、イラクの子どもたちを大いに“笑わせた”と報告。また、「笑いは万国共通だ、大変な状況下でこそ生きていくには笑いが必要だ」と東北の被災地訪問の経験も交えて人間だけが“笑い”を生かす力を持っていると強調されました。
 西谷さんは、ビデオで解説をしながらイラク訪問を詳細に報告され、米軍の非道悪行の実態、子どもたちが犠牲になっている悲惨な現実を告発しました。さらに、先月から日本人ジャーナリストとして初めてリビアを取材訪問し、両派が対峙し、銃撃音が響く最前線の緊迫感のある映像も紹介、ここでもこどもや弱者がもっとも被害を受けていると国際世論の監視が必要と指摘されました。
 集会の模様を写真で紹介します。









なお、この集いは、次の方々の呼びかけにより開催され、国際ツーリストビューローが事務局をつとめました。
阿藤久子(フラメンコ舞踊家)、梅田章二(弁護士・WSFおおさか連絡会)、小菊容子(飲食店経営)、羽柴 修(兵庫弁護士9条の会事務局長)、板東通信(関西電力OB)、松岡武弘(国際ツーリストビューロー理事)、水田全一(妙心寺派龍澤寺住職)

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