野中ともよさんが全国革新懇ニュースのインタビューに登場2

国をつくり変える元年に
庶民は2011年を。子どもを産み育てる元年にしなければ。革命家とか誰かではなくて、一人ひとりの国民が国のあり方を自分事として考え選択する。民主主義が問われているのがいまだと思います。
 「3/11」後、お母さんたちの横の連帯が起きています。命を喜ぶかどうかの物差しで集うときです。
 革新懇もTPP問題で、保守の票田であった農協との連帯が生まれていると聞きます。「命が輝いて生きられる国づくり懇」「全国革新+保守懇ニュース」ではいかがでしょうか(笑)。いや、まじめに。
違いがあるから愛おしい
 私の父は外資系の仕事をしていました。ホームパーティーをしないと仕事にならないので、家には肌の色が真っ黒な人も、茶色の人も、真っ白な人も行き交じっていた。
 違いがあるから愛おしい。たった一つの共通なもの、それは命。命はみんな一つしかないから。
 父は、「どんな違っている人からも、『オーマイディアフレンド』と、ハグしてもらえるような女性になってほしい」と言ってました。
優れた技術者はいっぱいいる いま地球は空気が汚れ、水が不足っし、土壌汚染もすすんでいます。でも、日本の永田町や霞ヶ関は、相変わらず「経済成長」。「人類、マイナス成長では食っていけない」と。
 でも「経済成長」がなくても、森や大地が元気ならば、命はつなげる。
 私は三洋の会長を引き受けたとき、地球が喜ぶ日本の経済成長のあり方を考える勉強会を開きました。地球では飲める水が限られ、アフリカでは水が命の支えです。それなのに洗濯機は水をジャブジャブつかう。気付けば、半導体の技術を使い、「水を使わない洗濯機」が生まれた。
 日本ではしっかりしたビジョンがあれば、優れた技術者はいっぱいいる。とてつもないものが生まれます。
 命に勝る正義なしーいま声をあげるときです。