ブータンへ

再掲
日 時:2012年5月14日(月)〜19日(土)
費 用:288,000円

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総合旅行業務取扱管理者 大村 圭子



Webと人のアマモ場より転載
ブータン王国の幸福度指数
 私たち日本人の予想に反し、GDPが日本の20分の1のブータン王国の国民の95パーセントが「自分は幸福」と感じているそうです。いったい何を重視しているのか?それは、お金でも健康でもない。人間関係、隣人関係、家族関係の平和と交流だそうです。
ブータン国民の生来の気質、習慣、文化は、身近な人との関係を大切にし、深い信頼関係を築いているそうです。本当に、家族も、友人も、近所の人とも仲良く、いわば地域が一つの家族のように支え合っているそうです。
ブータン王国の政府の方針
 この人を思いやり信頼し合うことを重視する考えは「政策」の根幹のようです。最近のブータンの国王が行った演説には次のようなものがありました。
 「わたし(国王)は、世界の支配者のようにではなく、国民の兄弟のように、また親のように、また息子のようになりたいのである」
 もし、上記のように国のトップをはじめ、誰もが一つの家族のように結びあわされ、信頼し合うなら、たとえ家計が苦しくても、また健康でなかったとしても、独身で身寄りがない人でも、支え合い助け合うことができるので幸福感を感じれるのではないでしょうか?日本人が重視するものと決定的に違うのです。
 最近ブータン国王で行われた国家的な式典で、この若いブータン国王は、用意された玉座にほとんど座ることなく、その行事に参加している国民の間、とくに子供たちと一緒に座り、終始国民とじかに触れ合っていたのです。素晴らしと思いませんか?
幸福度はお金や持ち物で測れない
 ブータン王国の政府の役人がこう語っていました。
「幸福は持ち物で図れるものではないこと、いかに今もっているもので満足するかが幸福の鍵である」
 日本人はお金、物を中心としています。お金を追求すればするほど満足できないようになっているのです。しかし幸福は持っているもので十分と考えることがカギなのですね。
 政府の幸福度指数のための指針作りのやり方は、日本人そのものから聞くことだけを重視するなら、これからもお金に振り回された政治を続けていくだけでしょうね。日本人の幸福度はブータン王国の幸福度には近づくこともできないでしょう!