名残雪と桜前線を求めて信濃路をゆく その2

GW前半(28,29,30日)を利用して骨休みに信州をドライブしてきました。(T.MATSUOKA)
二日目も雲一つない抜けるような快晴。宿の西側目の前に雄大八ヶ岳が朝日に輝く。八ヶ岳の東山麓の高原を走る小海線は日本一高所を走るJR線。そのもっとも高い駅が宿近くの野辺山駅。ここまできて八ヶ岳にもっと関わりたくなり、松原湖を経て、標高は2100メートルの峠を目指す。登るに従い遠くに見えていた雪渓が間近に、道路の両サイドには50センチほどの積雪。少し下がった展望所からは東側に広大に広がる高原が一望。南には富士山が見える場所だが、霞がかかって見えない。反対の北方面には異様な爆裂口を伴う浅間山が遠く雪をかぶって見える。
佐久平に向かい浅間山がぐんぐん近づくと信越道にのり軽井沢へ。(この時、高速の掲示板に関越道の事故渋滞の表示がされていた)
軽井沢はさすが日本有数の観光地、散歩する人、ショッピング、サイクリング、テニス、ゴルフなど。閑散とした豪壮な別荘地帯と対照的に街中は人いっぱい、車道は渋滞。抜けるのに手こずり、一路草津温泉から志賀高原へ。志賀高原の遠望は、白く輝く部分も多く八ヶ岳より素晴らしい。草津から高度を上げるに従い山は一面の雪。黒い地肌を見せる溶けた部分もあり、しまうまの如し。標高2000メートルになると、道の両側は1メートルをゆうに超える雪の壁。渋峠あたりに日本国道最高地点がある。(2172メートル)
時間もかんがえ、湯田中側に降りるのをあきらめ、万座温泉、嬬恋経由で上田に向かう近道を選ぶ。信州の鎌倉と称せられる別所温泉に5時半到着。