第88回関西電力株主総会ドキュメントⅠ

NPO法人エネルギー未来を考える市民株主と仲間の会
1、日 時 2012(平成24年)6月27日(水)10:00〜15:32
2、場 所 大阪梅田 梅田芸術劇場
3、参加者 出席者 3842名(昨年 2244名)
4、総会所要時間 5時間32分(昨年4時間51分、東電の今年5時間31分)
5、その他 「市民株主と仲間の会」の取り組みの数量的まとめ
①宣伝行動:横断幕を用意し、27名でカラーチラシ750枚配布
②総会出席者:40名
③総会発言者数:延べ10名
 ◎一般質問:1名(速水)
 ◎議案提案説明:9名(速水・高馬・岡田・菱田・藤永・大谷・光平・松崎・中島(英))

はじめに
 朝8時、近畿センターに集合し若干の意思統一し会場へ。今年は「ハシモト」効果と大飯原発再稼動で関心が高く、出席者の大幅増が予想されたため梅田芸術劇場へ変更になった。9時にはすでに会場前は多くの脱原発を求める市民団体の横幕・のぼり、叫び、パフォーマンス、ビラ配りで騒然としている。「市民株主と仲間の会」メンバーもそこに加わり瀬戸内寂聴さんの脱原発の訴えを表紙にした、A4カラー刷り8ページもの『関西電力の株主のみなさんへ』を株主総会場へ急ぐ人たちに手渡した。持参した750枚を配布しきり遅くなっては座席がなくなるので総会場へ急ぐ。第一,第二会場もほぼ満席で立った人もいる。

事業報告
09:59舞台の最前列の席に、社長・副社長・常務が入場。
10:00舞台上手の「書記席」の男性が、朝の挨拶もなくいきなり「みなさまお待たせいたしました。只今定刻になりました。社長お願いします。」といい、森社長が議長席に着き開会。
森会長「ただいまから第88回定時株主総会を始めます」
 《事務局職員から「議決権888万9868個のうち本日出席者315万9376個と前日までに行使された議決権が293万628個で計609万4個。株主総会が成立する」と報告される》
次に神野監査役から監査報告があり、10:06から大型スクリーンで平成23年度の事業報告がビデオ上映された。原子力発電所稼働率低下、火力発電用の燃料費増加などで連結最終損益が2422億円の大幅赤字だったことが説明された。
原子力は重要」八木社長の発言に拍手とヤジ
ビデオ上映が終わり、10:27から八木社長から対処すべき課題としての報告があった。
 八木社長「平成23年度は東日本大震災の影響で原発プラントが再稼働できず、過去最大の赤字を計上し、非常事態の1年となりました。この夏の電力需給安定に向けて全力尽くしています。大飯3、4号機の再稼働の判断をいただいたが、節電のご協力をお願いする事態になってしまいました。深くおわび申し上げます」
 《一礼した後、報告は続く》
「さまざまな課題が山積し、厳しい状況が続いております。24年度は原発再稼働、電力安定供給に全力を尽くします。足下をしっかり固め、成長軌道への回帰を目指している。社会的要請に対し、全部門をあげて原発保全計画、東京電力福島第1原発事故を踏まえた安全対策、信頼回復、地震津波、台風など大規模災害に備える対策も強化します。低炭素社会に向けて、火力、太陽光、風力発電の導入、スマートグリッドの構築に取り組みます。厳しい状況が続きますが、この難局を乗り切るため、新たな期待やニーズを真摯(しんし)にうけとめ、誠実に対応し、使命を果たしたい。株主の皆様におかれましては今後もご指導、ご鞭撻(べんたつ)たまわりたい」

事業報告に対する書面による質問への回答(10:36〜11:15)
続いて、事業報告に対する質疑が始まり、まず最初に、事前に書面で提出されている質問に対して、「全般」を八木社長が、「経理関係」を廣江取締役が、「原子力関係」を豊松副社長から回答がなされた。
?「まずは原子力について。現在、エネルギー源の多様化などの観点から議論が進んでいます。再生可能エネルギー化石燃料への依存度を高めれば、コストが高く、原子力は引き続き重要なエネルギーだと考えています」
?「電気料金の値上げは今のところ考えておりません。財務体質が悪化し、安定、安価な提供が難しくなれば、あらゆる対策を講じなければなりません。さらなる効率化、原子力の再稼働に全力を尽くします。
?再生可能エネルギーについては電力会社間で協力し、さらなる導入を考えています。しかし、エネルギー自給率の向上、導入に伴うコストへの影響についても考えなければなりません」
?ピーク抑制のための需給計画については、需給調整契約に多く参加していただけるよう、割引幅を拡大しています。
?環境問題では中長期的に地域の低炭素化を進めています。再生可能エネルギーについては福島第1原発事故の影響で、お客さまからの問い合わせは増えており、営業所を通じて説明しています」
?「燃料調達について。わが国では天然資源の埋蔵量が少なく、パイプラインも整備されていません。将来の北米からの輸入について、調達先のひとつとして検討します。
?役員報酬の総額は事業報告書で開示しています。個別の開示を義務づけられている(1億円以上の)役員はいません」

「静粛にしてください」激しくなるヤジ 騒然とする会場
開会から約1時間が経過、書面による事前質問への回答が続く。経理に関して廣江譲常務が説明に立った
?「平成23年度の有利子負債残高は3兆8649億円、支払い利息は513億円。使用済み核燃料は資産として計上していますが、処理方法によって価値が左右されるものです」
?「原子力発電所設備の帳簿価格は3666億円、解体費総見積もり額は5278億円で積立額は3818億円で1459億円が未達です。原子力発電は引き続き重要と考えており、現時点で廃止する予定はございません。仮に廃止すると、これら帳簿価格や引当金が一時的に費用として発生する可能性があります」
 
続いて原発関連の質問について答えるため、豊松秀己副社長が登壇した
豊松副社長「原子力に関する質問についてお答えいたします。東京電力福島第1原子力発電所の事故により、皆様に大変なご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、同じ原子力を扱う者として重く受け止めております。当社は二度と同じ事故を起こさない固い決意を持ち、緊急対策を直ちに実施してまいりました」
?「政府においても、大飯3、4号機について福島事故のような地震津波が起こったとしても、事故対策は整っており、炉心損傷に至らないことが確認されています。当社は規制の枠組みにとらわれず、安全性向上の対策を自主的かつ継続的に進めることが不可欠と考えており、今後も新たな知見への対応、諸外国の動向をふまえた対策を着実に実施してまいります」
 (女性のやじが飛び、さらに豊松副社長の声に力が入る)
?「6月8日、政府から再稼働のご判断を賜りました。大飯3、4号機が再稼働に準備作業を進めております」
 (大飯の安全対策について技術面の説明を続けるが、ヤジはどんどん激しくなる。豊松副社長は大飯原発加圧水型原子炉で、福島第1原発の沸騰水型原子炉とは違うことを説明)
?「漏洩した水素は排気設備を用いて滞留することなく排出されるため、爆発しない」
《豊松副社長は、やじに立ち向かうように言い切った。?大飯の社員常駐態勢、大飯原発要員常時54名、 時間後150名、24時間後150名、ほかにメーカーから400〜500名動員可能である。
?事故時態勢や現場へのアクセスルートも、陸路だけでなく船やヘリを確保していることを強調。大飯3、4号機は中央制御室の会議室において十分な広さ、耐震性、津波回避できる高さ、空調設備を備えているとした》
?豊松副社長「事故時の対応に問題はありません。免震事務棟を着実に実行します。運転期間については、技術的に運転開始後60年の長期的安定運転が可能であることを確認しており、この内容は国にも審査、了承を得ております。しかしながら、美浜1号機および今後、40年を超える原子力プラントの運転については原子力規制法の改正をふまえ対応します」
説明から約10分、会場が騒然とする中、議長が「静かにお聞きください」とヤジをいさめた》
?豊松副社長「耐震安全性に関しては『止める』『冷やす』『放射能物質を閉じこめる』ため、万全の地震対策を行っています。耐震向上にも自主的に取り組んでいます。活断層の連動も想定したうえで、耐震安全性を評価しています」
 《話が高速増殖炉に及ぶと、ヤジもヒートアップして会場が混乱している様子。議長「静粛にしてください」といさめる。豊松副社長の約15分の答弁が終わると、会場は大きな拍手が起こった》
ほかに
?寄付金は必要なものは原価に織り込んである。
?CO2排出量は 平成23年で6,600万t
?出し平ダムの排砂について 協定に基づいて実施している。
?寄付金は諸費で整理している。22年16億円、23年19億円。
?梅枯れ問題
 等の回答がされた。

事業報告に対する質疑(11:15 〜 12:46)
続いて、会場からは大飯原発3,4号機の再稼動の是非について株主からの質問が相次いだ。
森詳介会長「ご出席の皆様の質問をおうかがいします。質問は簡潔に3分以内でお願いします。質問は原則1問、最大2問とします」
?最初に指名された女性は「去年、東京電力福島第1原発で想定外の事故が起きました。大飯原発における想定外の事故はどんなことなのか。いま原発を動かすのは危ない」
 豊松秀己副社長「若狭湾には(太平洋側にあるような)海溝型プレートがなく、想定される津波は2〜3メートルと考えています。関電では福島と同じような津波、そこからプラス9メートルほどの津波を想定して安全対策を進めています。再稼働の判断について、昨年7月に国によるストレステスト(耐性検査)導入が決まって以降、外部有識者による検討の結果、追加の安全対策を含め福島と同じ津波が来ても安全上問題がないとされました。福島での知見を踏まえ、さらなる安全対策30項目について、法制化を先取りするかたちで対応を進めています。福井県おおい町の了解の下、安全性の確保を踏まえた上で再稼働を判断しています」

森会長「続いて新聞を持った男性株主、どうぞ」
 《男性がマイクを持つ。神戸市の矢田立郎市長だ》
?矢田市長「この総会では大阪、京都両市と一部共闘しながら6つの議案を提案しています。質問は2つ。原発事故が起きれば広範囲に影響が出ます。再生可能エネルギーなど多様な代替電源を確保し、原発に依存しないエネルギー体系の構築が求められています。御社には経営の透明化、市民への説明責任を図り、日々の安心安全の確保と電力の安定供給をお願いしたい」
 「質問ですが、原発の依存度低減、エネルギーミックスのあり方が国から示されていますが、関電においても原発依存度の引き下げ、代替電源確保に関するロードマップの作成が必要となります。そして、その作成には市民の理解が求められます。どうやって取り組むかを伺いたい」
八木誠社長「エネルギーミックスについて、現在、国の国家戦略室エネルギー環境会議で議論が進められています。経済性、地球温暖化への対応などから多様なエネルギー源の導入が議論されています。関電でも火力発電所の高効率化、原発の安全性の確保など多様なエネルギー源に向けた導入を考えています。そして自治体からの理解や協力は不可欠。再生可能エネルギーの導入、スマートコミュニティー導入にも自治体や市民の皆様とも連携を深めることは重要です」
矢田立郎・神戸市長の質問に対する関電側の回答が終わった
 森詳介会長「次に発言を求めます。2階席の男性の方どうぞ」
11:30《大阪市橋下徹市長だ》

(6)橋下徹市長ほえる「関電はこのままではつぶれる」
? 橋下市長「大阪市長の橋下です。関電はこのままではつぶれると危惧(きぐ)しています」
 《拍手が場内に響き渡る》
 橋下市長「(関電は)衰退産業が歩んだ道を歩んでいます。関電経営陣は経営上の将来リスクに関する株主への説明が不十分。2つについて質問しますが、細かな事実に積み重ねてうかがいます」
 「核燃料サイクル、核燃料の再処理事業は今後も継続するのですか。中間貯蔵施設は増設するのですか。高放射性廃棄物の最終処分地はいつまでに作るのですか。このような状況で関電管内の使用済み核燃料をいつまでもたせるのですか」
「将来の経営上のリスクについてうかがいます。家庭用電力の自由化は2年後ですか。発送電分離は実現するのですか。原発について、国際標準の安全基準が議論されていますが、コスト上昇分はいくらなのでしょうか。国は発電電力量に占める原子力依存度を15%と打ち出すつもりですが、関電として何%を想定しているのですか。2030年の時点で関電の原発依存度は何%なのですか。そして、原発は何基止まれば赤字になるのですか。これから…」
 《一気にまくし立てる橋下市長》 森会長「3分を超過しています」
 橋下市長「あと少し。政権が変わりエネルギー政策が変わり、依存度がゼロになったとき、関電はどう対応するのですか」
 《「早く質問を終わらせろ」などの怒号が出始める》
 橋下市長「今は転換点。そのリスクを念頭に置いて新たなエネルギー供給体制を築いてください」
 《質問を終えた市長。会場から大きな拍手を浴びる》
白井良平常務「わが国はエネルギー自給率が低いため、さまざまなリスクがあります。原子燃料サイクルは安定供給のためには重要と考えています。6月21日に国の会議で、全量処分再処理などの選択肢が示されましたが、使用済み核燃料を再処理し、原子燃料サイクルが必要とされています。日本原子力発電は安全と品質確保を最優先し、再処理工場稼働開始に向け試験を進めています」
 「中間貯蔵について、当面は利用可能となる範囲で再処理を行い、それ以上は中間貯蔵するとしています。ただ、関電として中間貯蔵施設について具体的に話できる段階ではありません。最終処分の実施を円滑に実施のために国民の理解強力が不可欠です」
 《再び怒号が大きくなる》
 岩根茂樹副社長「まず家庭向け電力の自由化について、小売りの自由化を全顧客に拡大する場合、電力の安定供給の確保、公益性を確保しないとお客さまの利益が損なわれる可能性もあります。制度設計にあたっては検討が必要と考えています」
発送電分離は国の審議会で検討されています。広域的な視点が重要と考えており、逼迫(ひっぱく)時には協調し合って融通するようにしています。公平なネットワークの構築が議論の目的と思われる一方、これまで発送電一体で効率的な運営がなされたこともあり、目的と手段とをしっかり分けて議論していきたい」
 「将来的な原発比率ですが、大事なのは安全の確保と長期的なセキュリティーの確保。すべての課題を克服しながら安定で安価な電気を提供するといった観点から検討していきます。現時点で何%が適正かは言えません。原子力が何基止まれば、赤字が解消するかについて、平成23年度は原子力の利用率が38%程度でしたが、その前年は80%あり、利用率半減で代替火力の燃料調達費など5千億円のコスト増となりました。今後、原発の稼働がなければさらに4千億円コストが増えます。すべての原発が止まれば9千億円のコスト増となり、原発の再稼働がなければ継続的な経営が難しいと思っています。関西に電気を安価に提供することで企業価値を高めていきたい」
 《会場から拍手が起こる》
大阪市橋下徹市長への答弁が終わった後、聞き取れないほど騒がしいやじが飛ぶ。そんな中で、株主と経営陣の質疑応答が続いた。
株主「原発ゼロ考えられぬ」、関電副社長「安住することなく安全向上」
? 男性株主「原発については、客観的な情報を広く知らせるのが重要だ。ベトナム、トルコは日本の原発技術を高く評価しているが、国内では原発に対するヒステリーが蔓延(まんえん)している。22世紀には化石燃料が使えなくなる。そういう中で、原発ゼロというのは考えられない」
 岩根茂樹副社長「資源の乏しいわが国では、電源のベスト構成が重要。すべての電源に長所があり、課題もあります。長所を生かして検討するのが重要です。化石燃料は価格が高く、CO2(二酸化炭素)の排出量が多い。再生エネルギーもコストがかかる。原子力は安全性向上が必要。それぞれの強み生かし、ベストミックスで考える必要があります」

11:42 《この後、京都市門川大作市長が発言。3つの提言を行った》
?京都市門川大作市長 

京都は琵琶湖疏水と,蹴上発電所で火力を再生エネに変換した。それから120年。関電が原発依存から脱却する歴史的な年にしてほしい」
「第1に持続可能な電力供給体制構築のため、脱原発依存を明確に経営方針に記してほしい。第2に分散電源、省エネ、創エネのための環境作り。3点目は発送電分離です。関電はこれまで関西の市民生活と産業の発展に尽力してきたが、福島第1原発事故を教訓とした転換が必要だ」
 《森会長は「貴重なご意見としていただきます」と応じ、株主からの質問を受け付けた》
?男性株主(速水)「先ほど豊松(秀己)副社長が縷々(るる)と述べられたが、今までの安全神話から一歩も出ていない。原発大国フランスでは過酷事故のためにフィルターベントを設置している。こうした中で大飯再稼働に着手したのは世界では通用しない。鴨長明の『方丈記』が記された800年前、琵琶湖では大津波が起きた。そういうことについて、検討したのか」豊松副社長「福島第1原発と同じレベルの事故が起きても炉心損傷しないのかが重要なポイント。そこに安住することなく、安全向上に取り組んでおります。シビアアクシデントも着々と進めております。フィルターベントは、米国の加圧式軽水炉では不要としているが、われわれは採用します。前倒しで対策を立てております」
 橋本徳昭常務「耐震に対応するため、周辺の活断層や過去の地震は徹底的に調べています。地震津波を検討していないわけではありません」
《株主からの質問は、社外取締役の選任についても及んだ》
 ?男性株主「大阪府市特別参与を務める村上憲郎氏の社外取締役の選任するとの株主提案を取締役会が反対しているが、その理由は」
 八嶋康博常務「村上氏は大飯原発3、4号機の再稼働に反対している立場。原子力の停止を求める方が取締役に就任したら、株主様の利益に反すると判断しました」
株主と経営陣の質疑応答が続いた。
?12:05 eOネットとスマグリを結びつけよ。大阪は「劇場型社会だ」
?12:10村上氏の取締役に反対したが。 
村上市大飯原発の再稼動に反対した。これは株主利益に反するから反対した」
?(「原発は要らない」のゼッケンをつけたまま) 「大飯建設時の破砕帯を再調査せよ」
?12:20取締役推薦に喫煙の有無がない。関電の喫煙対策はどうなっている」
?12:23〔女性〕大飯で事故が起きれば人々はどう動こうと考えているのか(アクセス)
?12:29今日の参加者の議決数は賛否に計算されるのか。
    答弁「昨日までの議決数に今日参加の大口分を加えて計算される。」(注:つまり今日、参加の小口株主の議決権は無視されるということだ。)
?福島の賠償金は東電と国が負担すべきで9電力が負担するのはおかしい。原賠法は資本主義の中ではおかしい。関電は源賠法でいくら払ったのだ」
 A 157億円支払った。原子力発電営業費用に整理されている。
?12:33 Q 社外取締役の選任基準は(大阪市川合弁護士) 
「関電と取引銀行からの取締役就任はおかしくないか」「9年間も社外取締役を続けるのは長過ぎないか」「日生の営業マンが関電職場で営業していないか」
 A 日生の株主の委任状をもらっているが、個々の株主名の公表は差し控えさせてもらいます。
   
?12:41 議長解任の動議がなされたが議長の一声で「否決」
?12;43 関電が社会に対し、何か悪いことをしたかのような状況になっている。株主総会が自信をもって送り出した役員なので頑張ってほしい。
12:46議長が質疑打ち切りを宣言
議案審議にはいる。12:47〜
今年度の議案提案は、会社提案が2件、「市民株主と仲間の会」から9件、反原発グループから6件、さらに大阪・神戸・京都の3市が単独・共同で13件、合計30件だった。会社提案以外の案件については、「1件につき1人が3分以内」で提案説明をする形で進められた。
最初に配当金の額に関して会社と株主提案の2件を議決した後、取締役の削減に関する6件を審議した。「市民株主と仲間の会」が提案した第5号の提案理由説明を岡田美乃利さんが行った。
続く