安全神話・格安神話・競争神話から訣別しよう!

兵庫革新懇ニュース10/10のコラム“大河”に掲載
旅の世界にも「安全神話、格安神話、競争神話」があふれてる。「新自由主義」路線に固執する人々が「神話」を再生産する。関越道のバス事故も、トラブルが続くLCCも、「規制緩和」が背景▲ツァーバスには今日も多くの利用者が「格安」を求めて集まる。遅延・欠航が相次ぐLCCに大手メディアは期待を振りまく。5000円前後で、500キロをも超える飛行の経費を賄えるか。見識を持とう。一流旅館が行き詰まり、「格安チェーン」に買い叩かれる▼「格安神話」は、失業、低賃金、生活破壊、人間破壊に繋がる。原発安全神話」は、想像を絶する危険なもの。多くの人が、立ち止まり考え動き始めた。「神話」の根は同じでないか。事故が起きてからでは遅い。規制緩和は誰の為なのかと▲旅の環境守るキーワード−「格安」蔓延は生活破壊の蔓延。大企業の横暴にこそ規制を。需要増はインフラより収入増で。集客競争より双方向の交流を。安全保証はゆとりある労働環境から。(T.MATSUOKA)