<国交省>ツアーバスに停留所配分 安全管理強化に伴い

これは、規制緩和の産物“ツァーバス”の安全を高めることでなく、「新制度」に向けてツァーバス事業者の負担を軽減し便宜を図るだけのことではないか…!
以下は毎日新聞 11月11日(日)12時6分配信

 アーバスを企画する旅行業者をバス事業に組み入れる新制度導入に向け、国土交通省は、深夜や早朝に使わない既存の路線バスの停留所を旅行業者のバス停として配分する方針を固めた。警察や自治体も参加する協議会を地方運輸局の主催で設置し、旅行業者がバス事業参入に当たって必要な停留所をスムーズに確保できるよう調整、決定する。
 46人が死傷した関越道の高速ツアーバス事故を受け、国交省は7月、運行に際して安全上の責任がなかった旅行業者に対し、来年7月までにバス事業の許可を取得させて管理下に置く新制度の導入を決定。これに伴い、路上などで乗客を乗降させていたツアーバスに停留所が必要になる。しかし都心はバス停を新設する場所が少なく、旅行業者から対策を望む声が上がっていた。
 そこで大都市のある各地方運輸局は今月下旬から、ターミナル駅ごとにツアーバスや路線バスの業界団体、駅前広場の地権者らが参加する協議会を設置。路線バスの停留所を旅行業者のツアーバスが使えるよう調整する。その際、運行実績に比例して、バス停を使える時間帯の枠を配分。難しい場合にバス停の新設を検討する。
 国交省は今年度末までに調整を終え、来年4月から旅行業者のバス事業参入を受け付ける方針。

新高速乗合バスへの1本化についての意見は次をごらんください。
http://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20121104