神戸空港開港7周年抗議集会・学習会


市民の大きな反対運動を押し切って開港した神戸空港が7年経過して、当初の神戸市の思惑がまったく外れ、借金返済のために借金を重ねるなど完全に行き詰まってるもとで、抗議集会・学習会が「ストップ神戸空港の会」の主催で今日行われました。
 北岡事務局長から、事実上破綻した神戸空港の実態がリアルに報告され、自然エネルギー全量固定価格買取制度がスタートするもとで、太陽光発電などを念頭においた廃港・跡地の利活用案も検討に値するとの提起もなされました。
開港日関連の当ブログから
http://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20060216
http://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20050217

 後半は、日本環境学会会長の和田 武先生による「地域主導の自然エネルギー普及による地域社会の発展」と題した講演で、ドイツ、デンマークなど海外の事例を紹介され、日本が「原子力村」がふりまく原発神話のもとで、本来世界的にも優位にあった自然エネルギーへの取り組みが先進国中はるかに遅れた国になってしまった事実を客観的な数字を示され、参加者はただただ驚き、このままでは日本の未来はない、一人一人が行動しないとの思いを持ったようでした。
 最後に和田先生は、印象的な言葉で締めくくられました。
Think globally,act locally! Think of the future,act now!