労協 国際ツーリストビューロー第5回通常総会
労協 国際ツーリストビューローは今日1日、第5回通常総会を開催し、12年度の事業報告、決算報告、今年度事業計画、予算案をいずれも、組合員総数173名中過半数の出席(代理出席含む)の下、全員一致で採択、承認。
また、今年は役員改選の年にあたり、定数と同数の立候補があり、規定により一括で信任されました。
昨年は、目標比95%で売上目標達成はなりませんでしたが、一昨年対比で120%の売上増を達成。財務状況も、労協移行4年間で、着実ではありますが改善に向かっていることが報告されました。ただ、旅をめぐる環境は、旅行業にとってこれまで以上の厳しさに直面してることも明らかにされ、労協組合員全員の力に依拠して困難な状況を打開することが必要との意見が出されました。その中で今年度の売上目標は昨年実績比で更に123%アップを掲げる事が、理事会提案通り可決されました。
向こう2年間の任期で信任された役員は次の通りです。
理事長 富田 秀信(留任)従事組合員
専務理事 大村 圭子(留任)従事組合員
理事 北島 隆(留任) 出資組合員(兵庫労連事務局次長)
理事 谷岡 愛子(留任)従事組合員
理事 寺島 鉄夫(留任)出資組合員(関西プロデュースセンター代表)
理事 平野 学(留任) 出資組合員(野村医院事務長)
理事 松岡 武弘(留任)従事組合員
理事 山口 初美(留任)従事組合員
監事 永井 修(留任) 出資組合員(中小企業診断士)
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総会での理事長挨拶は次のとおり
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4年前の民主党政権誕生と期を何時にして、労協国ツーは誕生しました。
当初の民主党は、「公共の福祉」「地域主権」を叫び、国民に大いなる期待を持たせたものでした。同時に超党派の議員連盟が「協同労働の協同組合法」の法制化を準備し、我々労協国ツーにとっても期待を持たせるものでした。
それが政権崩壊で、法制化のメドも遠のいている現実があります。
民主党政権崩壊はことごとく国民の期待を裏切った結果のものですが、労協国ツーは組合員さん、顧客、同業者、地域の方々の期待を決して裏切ってはいません。
法制化は政治状況で左右されますが、地域に根ざした我々の「協同」の取組は政治の風には翻弄はされません。
さらに今回の選挙結果での、平和憲法を守る=護憲政党の微小化は「旅は平和へのパスポート」を謳う我々にとって、甚だ厳しい情勢を作り出しています。
だからこそ、今我々は「力を合わせる」、「腕を組む」時ではないでしょうか?!
お互いの正当性ばかり主張し、本来味方になるべき陣営を遠ざけるのではなく、大同団結して、大きな相手に対抗しないと、平和の声がかき消される危険性が、この7月にも訪れるかもしれません。
そうさせないためにも、「旅とは本来人間らしさを求める願い」というこの分野での「協同」の取り組みを、もっともっと旺盛にしていく、社会的貢献が求められます。
具体的には、労協国ツーが、なくてはならない存在として、そしてその力=実績向上=組合を大きくすることです。この二つは不可分の関係です。
我々の社会的任務に誇りを持って進もうではありませんか。