地球へ途中下車第15回
素敵な熟年ご夫婦の1年間世界旅行の記録
前回までhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20130316
今日はロンドンと湖水地方、そして旅の準備編を一つ
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2011年08月03日(水) 18時03分06秒
イギリス
【初日からロンドン観光してしまった】
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ロンドンで宿泊しているユースホステルは、セントポール寺院の元合唱隊かなんかの寄宿舎だった場所を改装したとかいう由緒ある建物なんですが、さすがイギリス。古き良き伝統の良さは残し、設備は快適なように新しく整備してあります。そのへんのあんばい、イギリスははうまいなあ〜と感心します。
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定期的にセントポールの鐘の音が聞こえてきて、窓から入ってくる風も気持ちよく、本当に気分が穏やかになります。(インドの埃っぽさ、バイクと車の鳴らすクラクションの音の洪水、すごかったしなあ…( ̄ー ̄;
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歩いてすぐの場所にミレニアム橋。渡ったところがテートモダン美術館。ピカソなどの作品が展示されているのになんとタダ。
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ミレニアム橋の上で演奏する市民。インドには決してなかった光景と音…(←いい加減インドのことは忘れろ!)
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テムズ河沿いにあるく。パリはまちじゅうが美術館だと思ったけど、ロンドンも決して負けていない。まちが美しい!
やがて見覚えのある橋が。
おとぎ話の世界に迷いこんだよう。
(インドで喜捨をせがんでいた貧しい子どもたちは生涯、こんなきれいな建物を目にすることがないのだろうなと思うと…涙がでてくる)。
(タワーブリッジ)
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向こう岸に渡るとロンドン塔。
数多くの人物が幽閉され、処刑された歴史の舞台。
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今日はユースのなかでゆっくりしよう、ってゆってたのに、誰や、初日からしっかり観光してるのは!
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着るもの、全部、洗濯しました…
洗濯3ポンド、乾燥1ポンド。
高い…
ヨーロッパでは生活費の高さに悩まされそうです。
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2011年08月04日(木) 05時37分01秒
イギリス
【感動!ウエストミンスター寺院】
ビッグベン
帽子がキュートなイギリスのポリスメン
ウエストミンスター寺院です。
ダイアナ妃のお葬式が行われ、最近ではチャールズ皇太子の結婚式が行われた、英国王室ご用達の教会。
内部は写真撮影禁止。
なにがすごいかって、オーディオガイドがタダ!
日本語もあるんですよ!
入場料はアダルト16ポンド、シニア13ポンドでした。
(昨日のロンドン塔もそうでしたが、イギリスの観光名所は必ず60歳以上のシニア割引があるようです。別に「証明するもの見せい」とかセコイこといわず、自主申告です。 よっ!紳士の国ぃぃ!)
○で、このオーディオガイド、なかなかよくできていて、映像と音声で見どころ説明してくれるんですが、ところどころで聖歌隊の音楽も入っていたりして(あとできっちり、お聞きになった聖歌隊の音楽はショップでCDを販売しています、というアナウンスあり)飽きさせません。
○しかも、1時間ほど、ガイドを聞いたところで、ちゃんとトイレがあり、そのあと、長いわたり廊下で、飲み物やスイーツを販売する休憩コーナーへ突入。ちょうど休憩したいと思う心理、タイミングをちゃんとはかっている。
…ようできてる…
○観光にきた外国人に英国王室とその伝統を理解させようというなみなみならぬ思いを感じたのでありました。
伝統あるものを大切に生かし、現代に受け継ぐ。そのことを本当に大事にしている国だなあと思いました。ちょっと京町家の暮らしとかにも共通する精神があります…。
○ところで、アジアから疲れとともに風邪をずーっと引きずっているので、ファーマシーを探して風邪薬を買いました。
一生懸命説明して、それなら
「これしかない」
と出されたのはシロップタイプの飲み薬…
ま、まずい…
これ、ほんとうにきくんでせうか?
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2011年08月05日(金) 03時53分21秒イギリス
【ハロー湖水地方】
○ロンドンユーストン駅を朝8時半の列車に乗って…
15分前でないと何番線か表示されないのでボードの下で待つ人々
11時半、オクセンホルムで下車、在来線に乗り換え…
終点ウインダミア(湖水地方の入り口のまち)に着いたのは午後1時過ぎ
こんな小さなかわいい駅
もちろん今回も予約なし。しかも雨が降ってきて宿えらびは最悪の状況に…
悩んだけど、ここまで来てバックパッカーズの男女別のドミにしても宿泊費、目をむくほどは変わらないし、、、ロンドンのユースでも男女別のドミトリーだったし、、、
ここはちょっぴりおしゃれなB&B(ベッド&ブレックファースト)を選択してしまいました!
2人1泊64ポンド。大散財だけど、たまにはいいか…それでも留守も含めて4軒目に出したヒット。
かわいいウインダミア・ボーネスのまちなみ…
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ガーデニング雑誌の表紙に出てきそうなイングリッシュガーデンのおうちを発見!ぜったい見たことありそう…
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湖まで歩いてみました。緯度が高いせいか、光がまぶしい。夜9時頃まで明るいので、カンが狂います。
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2011年06月08日(水) 14時02分47秒
旅の準備編
【旅のお金とインターネットバンキング】
○旅行中のお金をどうするか?
現金としては米ドルを少々持っていくとしても、そしてクレジットカードで払えるものはカード払いするとしても、行く先々の国々で、多少の、いや生活に必要な金額の現地通貨が必要になってきます。
○いろいろな方法があるとは思うのですが、私たちは現地のATM機からクレジットカードのキャッシング機能を使って、日本にある自分の口座から、現地通貨を引き出す方法を考えています。
○短期旅行の場合だと、空港の両替所や現地の銀行で円から両替するなどの方法が考えられますが、長期旅行の場合は生活費が必要です。日本円にしてもドルにしても、そもそもそんな大金を持ち歩いて旅をするのは危険すぎるので、いずれにしてもなんらかの方法でお金を引き出す手段を考えておく必要があります。
それにキャッシングの手数料のほうが、両替手数料よりもはるかに安い!です。
○キャッシング手数料はカードの〆日と利用した日によって多少違ってきますが、15日〆の翌月10日口座落しだと、14日にキャッシングするのが25日間利用ということで一番最短で、安くなるはずです。
○これまでの経験では海外で日本円に換算して2、3万円を現地通貨で引き出すのにかかる手数料は200〜300円ぐらいした。
○ATMの機械はきょうびは、どこの街にも結構あります。スーパーなんかにも置いてありますね。それでも田舎や僻地へ行くときは事前に大きな街で備えておく必要があるでしょうね。
○…それからカードによって、キャシングの月の限度額が設定されているので、海外に実際に持って行って使うカードについて、月いくらまでキャッシングができるか、前もって調べておいたほうがよいです。
○以前のカードは100万とか豪気な金額が設定されているのですが、貸し金業法が変わって以降に作られた(?)最近のカードは、年収の何パーセントまでとかの制約があったりして、月の利用限度額が5万までとか、それでは1ヵ月生活していけない額に設定されていることがあります。
利用明細に記載されていますので一度確認して、どのカードをメインに使うか決めたほうがよいと思います。我々は2人それぞれ複数枚持って行くつもりです。
○それと同時に、旅に必要な準備が、インターネットバンキングを構築することでした。
こうしたキャッシングが引き落としでどう反映しているか、カードの引き落としが今月いくらだったかとか、留守宅の電気・水道・ガスなどは止めて行くにしても、日本に帰ってから日常生活が継続する場合は留守中にも継続する入・出金がどうしてもあると思います。普段なら通知が来るのでそれで確認できますが、旅行中は当然、郵便物を受け取ることができせん。そこでそれら銀行の取引、口座の状況をインターネットから常に確認しておく必要があると思うのです…。
○妻はこれまで携帯電話からは残高や取引をあそび半分に確認していたのですが、銀行へは毎月普通に何度か足を運ぶ必要があったので、PCのネットバンキングはあまり必要性を感じず、やっていなかったのです。今回、必要にかられて、サポートセンターにも電話をかけ、初めて真剣に取り組みました。
○結果、
これって 便 利!
○振込みもアッという間。振込み手数料もだんぜん安い!
これって、旅行だけでなく、これから高齢化に向う老後生活の備えにとっても必須ですね!
○今回、旅に出ることで、この際、長年、放置しっぱなしになっていたもろもろの生活環境をいろいろと見直して、整理しました。処分するものは思い切って処分し、止めるものは止め、そして始めるべきことは始めたのですが…、
…このインターネットバンキング開始はなかでもいちばんよかったかも…いい機会になったかも…です!
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