地球へ途中下車第20回

素敵な熟年ご夫婦の1年間世界旅行の記録

前回までhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20130330

今日はオランダ、デンマークと旅の準備編一つです

2011年08月15日(月) 04時44分01秒
オランダ
アムステルダムは雨、翌日、晴れ】


アムステルダムセントラル駅

昨日、ベルギーからICで約3時間、オランダはアムステルダムに着きました。
ベルギーにいるとき、ネットで14(日)、15(月)とはユースを予約できたものの、13日(土)は満室でとれず…。

ま、ま、現地に行けば、宿はきっといくらでもあるさ、寝床はあるさ!
…と、とのんきに構えてIC(インターシティ)に乗りこんだものの、1等以外の2等はすごい混みよう。連結部分にも旅行者があふれている…。イヤな予感。
アムステルダム駅に着くと目に飛び込むのは運河!

アムステルダムは運河と自転車とトラムのまち!

雨が…

宿探しに雨。思わずウインダミア、エディンバラを思い出す。なぜか宿がないときは雨。ジンクスは信じていないけど、イヤ〜な予感。

…ない

どっこも満室。full。

…ない。

10軒以上はあたった。

最後に飾窓地区にほど近い、若干、いかがわしい地区のどんつきあたり。

絵に描いたような場末のホテルのぼったくり宿。

ダブルで120ユーロー。高すぎ! 部屋のクオリティからしたらせいぜい60から高くて80…
きょうび、盆休みの有馬温泉でもそんなぼったくりしないぞ! と言いたいところだけど、「もう少し負けろ」、と交渉しようとするそばからそばから別の旅行者がバックパックをかついて次々に宿を探しにやってくる。「イヤならやめろ」と強気の宿側。…仕方ない。

…ようやく荷物から解放されて雨のなか、アンネ・フランクの隠れ家を見に行く。
館内は撮影禁止。

雨のなか50分間じっと我慢、並んで入ったアンネの隠れ家。
世界中からたくさんの人が見学に来ていたこと、特に日本語の解説、書籍があったことが唯一の希望だった。

おーお!
あれは…
雨のなか、アムステルダム名物 ビール自転車だ!
みんなでビールを飲みながら、自転車をこぐことで前に進む!
…いったい何をどうしたいんだか…
ナゾの存在、ビール自転車…

今日は王宮や旧教会、花市などを見たあと、乗り放題トラムチケットを使って、トラムに気ままに乗ったり降りたり、郊外やハーバーに行きました…。







2011年08月16日(火) 03時28分48秒
オランダ
【その名もカントリーサイドバイクツアー】
…昨日「花市」へ行ったのサ。
オランダの花市へ行けば、もしかして、色とりどりのチューリップが見られるんじゃないかっ?!
と思って…

…でもよく考えたら、たぶん世界じゅうどこでもチューリップは春の花…。
それって、もしかして、外国人が「日本に来ればいつでも桜の花が見られる」と思っているのに近い誤解か…(←そんなバカな外国人はオマエだけ!)

花市では色とりどりの袋に入った球根がたくさん売っていました!

あ、でも「いろとりどり」といえばこの花市の向いにはチーズ屋さんが並んで2件あって、どちらも試食し放題!これは要チェック!

そうか…。チューリップは無理だったか…。ならば、ならば、オランダといえば風車!

というわけで、今日はオランダの郊外(カントリーサイド)までなんと自転車こいで行っちゃうツアーに参加して、風車を見に行きました!

まずオリエンテーション

……
…って言ってもアムステルダムから自転車で行ける距離だから、そんなに田舎までは行けないけど、アムステルダム駅周辺の喧噪を離れて、じゅうぶん、田園風景を楽しめ、オランダがいかに自転車優先のまちづくりをすすめているか、自転車が生活に密着した乗り物かはよくわかりました!


足がパンパンですが、とっても楽しかったです!

カントリーバイクツアー(1人22ユーロー)、おススメします!

…ところで、昨日と今夜のお宿はユースホステルの、なんとミックスドミトリー(男女混合ドミトリー12人部屋)なんです。
いつも、男性・女性別のドミトリーだけど、夫婦別室と一緒にいられる男女混合部屋とではどっちがいいか?
う〜ん、難しいところですが、今回はここにか取れなかったので、体験してみたのですが、当たり前かもしれないけど、ほとんどがカップル。上下ベットで、上段を女性が下段を男性が使っている場合が多いようです。
男女別だと、朝、レストランで集合する時間を決めたり、シャワーの道具をやりとりしたりして、何かと不便だったけど、混合ドミだと、ま、ぎりぎりまでラウンジでネットをしたりして、ベッドルームには寝に行くだけだけで、そんなに問題はなく、むしろ一緒にいられるメリットのほうが大きかったです。

…と、思っていたら、夜中にすごい轟音!

若い男の子の激しいいびき!

結局、一晩中寝られませんでした…

( ̄_ ̄ i)

木靴はいてみました!










2011年08月17日(水) 04時55分15秒
デンマーク
【渡り鳥ルートでコペンハーゲンへ到着!】
今日は一日かかってオランダからデンマークコペンハーゲンまでの移動日です!
でもユーレイルパスが使えるヨーロッパの1等列車は本当に至れりつくせりで快適そのもの。かえって丸一日、休憩日になってちょうどよいです。

朝、8時58分にアムステルダムzuid駅を出て、まずドイツのハンブルグまで。

今日のお昼は車内のカフェでソーセージとビール…

ハンブルグ駅って3つあるんですね。
ハンブルグセントラル(ハンブルグhbf…=ハンブルグハンブルグと勘違いしてひとつ早く降りてしまった…hbfがなんでセントラルなんだ! セントラルっていったら、ハンブルグのなかのハンブルグじゃないのか! 
…乗り換え時間が1時間あったので、在来線で移動し、間に合いましたが…
( ̄ー ̄;
よく間違う外人が多いので乗り換え時間が1時間もあるのか?
そして時間にアバウトなドイツの列車…

ここから3時28分発、渡り鳥ルートと呼ばれるコペンハーゲン行きのICエクスプレスが出ているのです!

ハンブルグ駅にICEが入ってきた…
さっき、右から左へ列車が走っていったと思ったら今度は左から右へ。びっくりすることばかりです。

しばらく走ると海が見えてきました

…この列車、なんと、列車ごとフェリーに乗せて、海を渡ってしまうという大胆かつ意表をつく方法で海を渡るのです…

フェリーの中に線路があり、車体そのまま乗りこみます…
何度かBSのテレビで観たことがあったので、知っていたけど、知らなかったら、何が起こったかわからず、フェリーのなかでもひたすら車内にいたと思う…。

列車が止まると乗客はみな、船内に降ります。カーフェリーと同じですね。



1時間遅れで夜9時。コペンハーゲンに着いたら、すでに暗くなっていましたが、めざすユースまではチボリ公園(夜10時ぐらいまでやっている)の横、市庁舎の角を曲がって徒歩15分。(列車のなかでさんざん時間があったおかげで、英語で書かれた道順を辞書ひきひき調べがついて、迷わず到着することができました!)


歴史のあるコペンハーゲンの駅舎も、街もユースの部屋も、灯りが全体に暗いのは北欧の特徴でしょうか?

…でもなぜか、社会全体が人や個性を大切にしていることがすでにあちこちで感じられ、治安のよい街だということも直観でき、夜暗くなってから到着した街のわりに好印象な北欧の玄関口、コペンハーゲンでした!


明日はもちろん、人魚姫の像をめざします…


2011年06月15日(水) 08時01分53秒
旅の準備編
【レイルヨーロッパがキャンペーン中!】
ヨーロッパ周遊の鉄道パス、ユーレイルグローバルパスを購入することにしたけれど、(『ヨーロッパはユーレイルパスで…』 参照)

ところでこれって一体どこで買えばいいの?

ネットで検索すると、あちこちが窓口になって取り扱っています。値段はだいたいどこも同じ? 微妙にちょっとずつ違うかな? 実際に申し込んでみないと手数料や送料が表示の価格に含まれているのかとか、単純な比較が難しそうです。
…我々は検討の結果、今回はレイルヨーロッパ のサイトから買うことにしました。

 3カ月 1等セーバー(2人が同行するタイプの割引チケット)
     154.700×2人=309.400
 予約手数料        1.500
 配送料           1.500
 プロテクション       2.600
  (盗難・紛失時の保障。任意加入)
 サマーキャンペーン  −6.000

なんといまならサマーキャンペーン中で6000円引きでした! これで手数料、送料と紛失・盗難に遭ったときのプロテクションがちょうどチャラになった計算です!

…でもこのキャンペーン、請求一覧のページで、なんと自動ではなく、いくら以上購入で○○円、いくら円以上で○○円…、と前のページに書いてあったのを自分の場合は、いくらが値引き対象になるのか調べて、さらに「SUMMER28」とかってキャンペーンコードを自分で入力、、自主申告しないとディスカウントしてくれないシステムなのです…てっきり普通に引いてくれていると思って見過ごすと決してディスカウントにはなってないのです。…確定申告のような割引です…なんだか自己責任な欧米的?(そうなのか?)
時刻表、利用ガイドなどの3点セットのプレゼントはもれなく付いてくるようです!


そして、お昼から立ち寄った近所のストアの本屋さんで、なんとトーマスクックの時刻表2011・夏・秋号を発見! 

…お取り寄せしないといけないと思ってけど、そして紀伊國屋とか大きな書店に行ったらあるかも? とも思っていたけど、そして、ここはそんな…ヨーロッパに鉄道旅行するような客が大勢来るような(?)大きな本屋とも思えないけど(失礼!)、この本ってやっぱりヒソカに人気があって、巷ではそれなりに売れているのでしょうか?

とりあえず、一つ一つ片付いて、妻的にはヨカタ一日でした!