地球へ途中下車第56回
前回までhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20130714
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今日もトルコ滞在と旅の実践編を一つ。
2011年11月30日(水) 00時58分04秒
トルコ
【きれいな海のほかに何もないカプタシュビーチ】
今日は午前中、海の見えるホテルのテラスで、溜まっていた会計の整理をしたり、ネットをしたりして過ごし…
お昼から、カシュ近くにあるきれいなビーチ、カプタシュビーチへ行きました…。
オトガルからダルムシュ(ミニバスよりもっと小さいバス)に乗って30分…。
道路から階段をかなりおりたところにあります。
ここにはメイス島以外の、もう一か所の青の洞窟があるそうなのですが、ボートはなく、泳いで行くそうです…
ムリです……
( ̄ー ̄;
でもちょっとくぼんだ岩場のあたりで光を反射している水の色を見ていると、青の洞窟がどんな感じが想像できるような…
きれいな海以外、何もない場所でした。
1時間ぼーっと海を見ながら、2人でみかんを食べ、ビターレモンを飲み、ピスタチオを食べ…、
(トルコには、ひまわりの種とか南瓜の種とか、安い豆・種類がいろいろと、量り売りで売っていて、あるきながらボリボリ食べる。ピスタチオはなかでも高級品)
1時間後に、1時間に一本走っているダルムシュを道路に出て捕まえるか、とバス停の前で待っていると…
またまた一台のトラックが…
('-^*)→ (*^ー^)ノ
…トルコ語なので、会話にはならないのですが、
「カシュへ行くのか? 乗せていってやるよ」
「ありがとう!」
「韓国人か?」
「no、ジャパン」
「ジャパンか。トルコと地震、同じで大変だったな」
「そう、そう!」
(トルコでジャパンというと地震の話題はよく出ます)
…とかなんとか、なんとなく、そんな会話だったようななかったような…。
カシュのオトガル(バスステーション)の前で下してくれました…
毎日、丘の上からエーゲ海の夕焼けを眺めています!
究極の贅沢だなあ…と思っています。
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2011年12月13日(火) 00時56分59秒
旅の実践編
【ガイドブックどうする】
ガイドブックは当然持っていく。
…これが今後ぶん、残りのガイドブックです。
終わったところは捨ててたり、あげたりしてきた。
また、日本出発時は重いので、全体の分を3回分に分けて梱包しておき、これまでに2回、ロンドンのユースホステルにあらかじめ宿泊する日を決めておいてems便で送ってもらい、受け取った。
さらに冊数を減らす、あるいは明らかに行かない地域のページは予め切り取ってページ数を減らすなどした。
<失敗談>アイルランドはイギリスのガイド本に入っていると思い込んでいた。しかし、イギリス編にもヨーロッパ編にも入っていないことに気がついたときは焦った。そこで役に立ったのが、世界一周ブログ村。
でも、ガイドブックを持っていないとき、1回は見ておきたいサイトはコレ!(トルコの観光地を検索中に偶然見つけた)
Wikitravel:ウィキトラベル ←クリックすると開きます
ガイドブックの新品は高いので、古本屋、インターネットオークションで主に集めた(何冊かは新品)。
インターネットオークションに出ていたガイド本は「スキャナで読み取るため背表紙を断裁しました。各ページがバラバラになっていますが、新品と同様です」だった。
なるほど、両面カラー原稿をワンプッシュで高速に読み取りPDFファイルを作成できる「ドキュメント・スキャナー」があればガイド本のデジタルデータが簡単に作成できる。
しかし、観光地で開いて読むときはどうするのかなぁ。iPhon、IPad、それともPC。いずれにしても電源確保問題が悩みになる。あるいは必要な箇所のみ現地のインターネットカフェでその都度プリントアウトするのかなぁ?
ガイドブックをデジタルデータでもって行って活用している人、教えて…。
ところで観光客相手の客引き、場所によってはかなりウザイ。『●球の歩き方』を一冊丸ごと持って歩いていると相当目立つ。その土地に不慣れな外国人、と看板をつけて歩いているようなもので危険に巻き込まれやすくなる。出会った何人かの旅人は、必要なページだけを切り取って持ち歩いているのを目撃した。私たちも真似てそうするようになった。
小型のホッチキスはイタリアで買った。必要なページを綴じ合わせるだけでなく、カード決済の領収書などを綴じるのに使えて便利。
ヨーロッパ鉄道旅行では国際路線を掲載している「トーマスクックの時刻表」は必需品。現地でも入手可能だ。しかし、日本にいるとき、図書館等で日本語バージョンを入手してシュミレーションしておいたほうがよいと思う。結構、記号、脚注が多く、短時間で使いこなすことが難しい。
国際電車でなければ、例えば、ドイツの鉄道会社(DB)のホームページでは最適な路線が検索できるので、トーマスクックの時刻表を見るより簡単。また、ユーレイルパスと、その都度チケットを買う場合のコスト比較が簡単にできる。フランス、ノルウェー等も鉄道会社のホームページが充実している。その他の国は必要がなかったので見ていない。
2011年12月01日(木) 03時55分11秒
トルコ
【これなら納得!トルコのハマム】
明日から12月…と思えぬ暖かさです。地中海沿岸はほんとうに冬も過ごしやすい気候なのですね(カッパドキアでは雪が降っていましたが…)。ここ、トルコのカシュは夏はもちろんビーチリゾートとして、そして冬場はヨーロッパの寒さをのがれて観光客がやって来るようです…
今日は時間を決めて、街のひろばのカフェで待ち合わすことにし…夫と妻、プチ別行動です。(いつも一緒なので、たまには一人が新鮮。はじめてのおつかいの気分です!)
夫はホテルのテラスでインターネットで情報収集。妻はまちの散策にでかけました…。
このまちは、ほんとうに…歩き飽きません。
細い路地が複雑に入り組み、つながっていて…
「また同じ場所に出たな」、と思ったかと思うと、
こんなに歩いたのに、まだまだ知らない道を発見したり…
歩き疲れたらカフェに入ってチャイを飲み飲み…
(1リラ(=50円)です)。
猫の写真を撮り撮り…
餌をあげています。5匹集まっていました。やっぱりな…だから猫が人なつこいんですね…
気の赴くままに海のほうへ出たり…
そして…
このまちにも、どこかにきっとあると思っていました!
…ハマムはトルコのアカスリエステです。韓国のものと似ていますが、イスタンブールで観光客向けのハマムに行ったときは、高いわりにその技術力の低さにちょっとがっかりしたのでした…。
カフェで待ち合わせた夫に、さっそく報告。
「でかした!」とほめてもらい…
夕方、さっそく2人で行きました!
値段はイスタンブールの半額(35リラ)。店舗もせまい…
…店内に入るといかにもターキッシュなおっちゃんが一人、中から出て来て、説明をしてくれ、ここで靴を脱いで、このロッカーで服を脱いで、タオルを巻いて…と。
どうやら客は我々二人だけのようです…。
着替えロッカーも夫婦一緒。へそ(あったまる台)も一緒、スチームサウナも一緒…。
他のお客がいたら男女別か?と思うのですが…
この台の上が熱い。日本でいう岩盤浴みたいなもの? …ここで寝そべってじゅうぶん汗が出たところでケシジさん(日本でいう、三助さんのような、アカスリをする人)が現れ、アカスリをしてくれる。
「…まさかさっきのおっちゃんが服を脱いでケシジさんになって来たりしてな…」
…と話していたら、本当にそのとおり、毛むくじゃらの上半身裸の腰にタオルを巻いて、さっきのおっちゃんが登場…。なんだか気恥ずかしいです…
まずは妻から。
えっ?
男性にアカスリしてもらうのは初めて…ちょっと緊張します…
……
……
うまい! イスタンブールのと全然違う。
これなら十分、韓国のアカスリエステの向こうを張れます!
はい、向こうのリラックスルームに座って待ってて。
リラックスルーム(チャイを出してくれる)
夫も終えると、おっちゃん、さっさと服を着て、チャイを出してくれ、先にカウンターに戻って、お勘定。
…ぜんぶ、一人でやっているんですね…
…でもケシジさんをやっている間、カウンターには誰もいないんですが、防犯面とか、そんなんでいいのでしょうかね?
…実は妻が先にリラックスルームで待っている間、他のお客さんが来たようで、カウンターのほうから「Hi! Hi!」って声が聞こえていたのです…。でも「…Hi…」って妻がタオルを巻いた状態で出ていくわけにもいかなし…、おっちゃんを呼びに行くべきか?って思ったのですが、呼びにいったところで、おっちゃんもケシジさんの最中で腰タオルにアワだらけでどうするのか?と…。
…ここは無視することにしました…
あまりにもていねいで、愛想がよく、熱意がこもっていたので、支払70リラ以外に、チップを5リラ渡しました。
「イスタンブールに戻ったら今度は外国人観光客向けでなく、絶対に地元客向けのハマムに行こう!」…と確認し合った、ツルツルピカピカの夫と妻の帰り道でした。