地球へ途中下車第66回
前回までhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20130824
今日は新年のスペインを経て南米入りと“旅の実践編”を一つ
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2012年01月01日(日) 02時47分31秒
スペイン
【スペインからハッピーニューイヤー!】
★Feliz 2012!
2012年あけましておめでとうございます!
マドリードの中心、プエルタ・デル・ソル広場のカウントダウンの様子です!
ものすごい人ごみで最後には動けなくなります…
12時になるとあちこちでいっせいにクラッカーとシャンパンを抜くので…濡れます…
カウントダウンにはみな思い思いにパフォーマンスをするみたいです
そしてスペインでは新年の12の鐘と共に12粒のぶどうを食べると幸せになれるといわれているようです…
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○2012年もみなさまにとって、幸せいっぱいの年になりますように!
7月4日に日本を出発した「地球へ途中下車」、中高年夫婦の世界一周旅行もこれでちょうど半年が過ぎ、後半戦に入ることになりました。
アジア、インド、ヨーロッパ、ロシア、北欧、東欧、北アフリカ、旅の前半はなんとか大きな事故や病気・ケガもなく、無事に過ごすことができました。
いつも温かく見守り、応援してくださったみなさんのおかげです!
明日、LAN航空で南米チリへと向かいます。
折り返し、南半球から報告を続けますので
今年もひき続き、温かいご支援、よろしくお願いします!
地球の裏側から愛をこめて! 2012年1月1日
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2012年01月03日(火) 21時48分38秒
チリ
【チリ!チリ!チリ!(南半球はやっぱり夏)】
マドリードから大西洋を超え、空路14時間…時差4時間、南米チリの首都・サンチアゴに着きました!(LAN航空は最高でした!)
暑 い …
これまで、トルコ、エジプト、モロッコの中近東、北アフリカエリアに移動したとき、なんとなくイメージ的に「暑いのでは…?」と思っていたのが、ぜんぜん普通に冬だったので、南米は南半球だから今の時期は夏、とわかっていても「ホンマか?」と信じられなかったのですが、
ホンマに夏です…
時差ボケの2人の頭上に、南米の真夏の太陽が容赦なくギラギラと照りつけます。
(´Д`;)(´Д`;)
…サンチアゴでは久しぶりにユースホステルに泊まっています!
ユースのオープンでフレンドリーな雰囲気は南米に合っている感じがします。
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…チリはみたところ治安も悪くなさそうで、インフラもある程度しっかり整っており、過ごしやすそうです。レストランもたくさんあり、普通においしいです。そのかわり物価は思ったほど安くはありませんが…。
しかし…
世界には、酒が飲める国と、
酒が飲めない国の2種類ある!
…と思うぐらいスーパーに行くとお酒の種類多く(見たことのない銘柄が多い)、開放的です。特にチリワインは安くてうまし!
むっちゃ グラシアス!
(「グラシアス=ありがとう」の前に、veryがついて、thank you very muchの意味なのですが、関西人にはどう聞いても、こう聞こえます…)(南米は引き続きスペイン語で、スペイン語しか通じません…)
…今夜から南極パタゴニアに向けて出発します。
(パタゴニアは南米の先っちょのほうの南緯40度以上の南極地域のことで、チリとアルゼンチンにまたがっています。面積は日本の3倍もあります)
…一気にパタゴニアのゲートイン都市、プンタアレナスまで飛べば話は早いのですが、航空券がむっちゃ高いので、まずプエルトモンまで夜行バスで移動し、そこから飛行機に乗ってパタゴニア入りします!
…日本との時差がちょうど12時間になって昼夜逆転してしまいました!
…ところでこれまでの人生のなかで、お雑煮を食べずに過ごした正月は、2人ともたぶん、はじめて、と思います。
人生初、雑煮抜き正月です。
お雑煮、むっちゃ食べたいです…
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2012年01月04日(水) 12時32分57秒
モロッコ
【足跡の持ち主は?】
今日はパタゴニアに向けて、移動中につき、サハラ砂漠で見つけた足跡当て特集です!(未来時間投稿しています)
タイアの跡か野球ボールの縫い目のようですが、フンころがし…だそうです。足跡が消えた場所の砂を掘ってみましたが、本人は不在でした。
人。砂漠を歩くときは裸足が一番です。
…ラクダはうまく足跡サンプルがとれませんでした。ふわっと砂に乗ってすぐに崩れてしまうような形をしています。基本ハート型か、子ども用の両足の靴を先を少し広げかかとをくっつけて押したような形です。
…でも、ベルベル人のラクダ使いの人は、ラクダが逃げたとき、自分のラクダの足跡がわかるのでその足跡を辿っていき、見つけるのだそうです。
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プエルトモンからプンタアレナスに着いたら、またパタゴニアへのアクセスの方法を詳しく報告します!
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2012年01月02日(月) 04時23分02秒
旅の実践編
【充電!充電!宿に着いたら即、充電!!】
今回は旅の悩み、充電問題について…
…旅行に持っていく電化製品は充電式が多い。電池切れは防ぎたいので、できることならば予備の充電池 を持つことが必要だ。
200ボルト対応
日本の電源は100ボルト、外国は200ボルトが多い。この問題を解決する方法は2つある。
ひとつはトランス付き電源アダプターを持って行く。もうひとつは200ボルト対応の電気機器を持っていくことである。
プラグの位置に230Vの文字が無いとトランス付き電源アダプターが必要になる。
トランス付き電源アダプターはドライヤーなど使用電力の大きい電気機器に使われる。もちろん、プラグの位置に200Vの表示があれば不要だ。重いので普通は持っていかなくていいように、電気機器のほうを選ぶ方が利口だ。
200ボルト対応の電気機器はプラグの位置に230Vと書いてあるのですぐ分かる。例えば、日本で買ったDSの標準付属電源ケーブルは100V対応だが写真にあるインターネットで買った電源ケーブルはINPUT:100V-240Vと表示があるので200V対応なのだ。このケーブルを使えば海外でもトランス付き電源アダプター無しで使用可能だ。
電源アダプター
コンセントの形状が海外では日本と違うので電源アダプターを持っていく。
課題は2つ。ひとつは何個電源アダプターを持っていくのかということ。もうひとつはどの形状のコンセントに対応している電源アダプターを持っていくのか。
現在、組み合わせることで各国のコンセントに使える電源アダプターを、予備を含めて2ヶ持っている。
ホテルでさし忘れた電源アダプターを2回見たことがある。結構忘れるものらしい。…という我々も1ヶ忘れて紛失した。
紛失した場合、大きさ、重さにこだわらないなら、海外の電気店で入手が可能と思われるので、捜してみてください。
タコ足配線
パソコンをはじめ充電しなければならない電気機器を持っている。それぞれに電源アダプターを準備するのは無駄だし、宿の部屋にはそれだけの数のコンセントが無い。そこで必然的にタコ足配線をすることになる。
しかし、写真にある日本のタコ足配線用のコンセントは当然100V用で200V用はない。写真にあるように10A125Vと表示されている。電気的な知識があればこの部品で200V用として使えると推測できるが、規格外なので安全とはいい難い。予想できるトラブルは絶縁破壊によるショートもしくは感電。有名メーカーのものを使い、安全が確認できるまで何度も使用中はそばで待機していた。
(注.無責任な文書です。自己責任で使用の可否を判断してください)
日本のメーカーが海外向けの電源アダプターを製造しているのにタコ足配線部品を製造・販売していないのは、国によってタコ足配線を禁止する規制があるのかもしれない。
電源ケーブルが自重で抜けるので、バッグパックで押さえて抜け止めとして使っている。
電源ケーブル
電源ケーブルは意外とかさばるので、仕様が同じなら1本で十分だ。しかし、ペアで旅行している場合、携帯電話などはほぼ同時に充電が必要になる場合が多いので、持っている数だけの電源ケーブルが必要と思う。
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お祭り騒ぎのカウントダウンから一夜明けて、マドリードのまちは元日で祝日で日曜日。お店も美術館も映画館もお休みで、まちはひっそりしています。でも市民はみんな公園に集まって来るのですね! まるで初詣の境内みたいな賑やかさです。大道芸がいっぱい。のんびりしたお正月を過ごしました…。
いまから(1月1日11時55分発)LAN航空で南米のチリに飛びます!
初夢は大西洋の雲の上です…