“9条世界会議”が今週末に迫る!


次に、会期の意義を同ホームページから抜粋します。その他会議の詳細は http://9jou-kansai.com/index.html クリックしてください。
◆9条世界会議・関西の意義
 紛争の平和的解決や侵略戦争の禁止、核兵器など大量破壊兵器の禁止、外国軍隊の禁止など平和条項をもつ憲法は、世界的には増えてきています。そのなかでも、先頭を走っているのが日本国憲法9条です。この9条にはどのような意義があるのか、もういちど再確認しましょうというのが、9条世界会議関西を開催する趣旨です。
 9条は、侵略戦争を犯した国としての世界に対する約束であった。したがって、周辺諸国の了解なくして変えられないこと。9条は、北東アジアにおける平和と安定のベースとなってきた。したがって、9条が変えられれば北東アジアはますます不安定となること。9条は、世界的にも21世紀の地球をリードする平和条項と認知されてきた。1999年のハーグ市民会議を想起してください。世界中の国で9条のような内容を決議しようと呼びかけました。9条は全ての国に広めてこそ活かされます。
 いま、国連人権理事会では、平和への権利を人権として認め、国際規範にしようという議論がされています。その議論のなかで、日本国憲法前文にある平和的生存権が高く評価されています。
 わたしたちは、9条世界会議関西を大きく成功させ、改憲を断念させる世論をつくりたいと考えています。もちろん、その中には、96条問題もきちんと位置付けなければなりません。また、原発・非核・雇用・教育・生活などさまざまな憲法の課題とリンクさせ、広範な市民・団体との連携が必要です。また、9条を次の世代に手渡すという意味では、若い人々への参加を強く呼びかけます。

なぜ、「関西」なのか
 2008年の9条世界会議・関西に取り組んだメンバーが、もういちどやろうと話し合った結果、始めたものですが、決して、関西だけの取り組みだとは考えていません。関西から発信しますが、運動は、日本的、世界的な位置づけをもちます。日本国際法律家協会やピースボートなど国際的に活動している団体と連携して、大きく成功させたいと思います。また、9条敵視の最悪の元凶である「維新」発祥の地である関西から、憲法守れの声を発信する責任と義務が私たちにはあると思います。是非とも、皆様方の御協力をお願いします。
以上(第一回実行委員会報告より)