地球へ途中下車第83回
前回までhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20131014
ブラジルの東海岸をアマゾンに向けて北上します。
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2012年02月25日(土) 09時59分08秒
ブラジル
【ふれあいまち歩き in ポルトセグーロ】
…いやあ…インターネットがつながるホテルって…本当に素敵ですね!
…リオの5日間は、ネットがつながりませんでした…よそ(wifiフリーiゾーンのカフェとか)でやると、電源確保がまず問題だし、タダのところはとかく電波が不安定で時間がかかったり途切れたりするし、ストレス溜まりまくり、ブログの更新できない、メール読めない、第一次の宿がとれない! 夫婦不和の原因になります!
今朝はおだやかです…
午前中、ホテルで遅れていた仕事や溜まっていたネット作業をし、午後からまちへ出かけました!
ポルトセグーロはポルトガル船がはじめてここに上陸した国家ブラジルの発祥の地。海岸にさりげなく錨が置かれていたりします。
…新しい町へ深夜バスで来た場合、ホテルに着くとその日は徒歩でホテルの周辺を探索、夕食は近場で見つくろいます。
そして翌日は、まちの中心地や観光名所へ。バスの乗り方を覚え、次の移動場所へのチケットを買いに行ったり(バスを降りてすぐに次の移動先のチケットを買うときもある)、買い物をしたり。
このまちのバスの乗り方を覚えました! ひとり2,25R(150円)です。
バス停。降りるときは紐を引っ張って合図するとなんとなくどこでも降ろしてくれる。
乗る時、目的地に行くかバスかどうか確認し…でもおもしろそうな場所で気が向くと、適当なところで降りたりします。どこかわからないけど、それから地図を見てどのへんか見当をつける。それが最高に楽しい!
まずお昼。バフェ方式のレストランをみつけました。
ブラジルは多民族国家だからなのか健康志向なのか、この、好きなものを好きなだけグラムいくらで計算するレストランがどのまちにもかならずあって助かります。野菜や果物がいっぱい食べられるし、ドキドキの地元料理も少しだけ、味見をすることができます。
その後、バスターミナルへ。次の目的地・サルバドール行きのチケットを買いに。サルバドールまでは11時間。やっぱり午後7時15分発の深夜バスでした。
…思えばラオスで初めて深夜移動のバスに乗ったとき、バスのなかで寝るのって、肉体的に大丈夫か、と心配したものでした…いまはごく日常になりました(…でもそのラオスのバスは故障で夜中に6時間止まりましたけど…)
( ̄ー ̄;
それからスーパーメルカド(スーパーマーケット)へ。
どのまちに行っても、スーパーで晩ご飯のお買いものする時間って、主婦(?)はほんとうに好きです。山と積まれた果物や食べ物を見ると元気がでてきて癒される瞬間ですう。切れていたシャンプー、夫のメモ帳も買いました。
ホテルに戻ってひと風呂?浴びて…
テラスで晩ご飯です!
自炊できるホテルではないので買ってきたものを並べるだけの内食ですが。
サラダ菜にトマトのサラダに生ハム、オレンジ、チーズに量り売りオリーブにりんご、ポテチ。それにブラジルでのお気に入りNO1!もちもちパンのポンデ・ケ−ジョ。冷えたビールに冷たいワイン!(冷蔵庫があった)
…旅に出てから内食のときはいつも同じようなメニューいなりますが、落ち着いてゆっくり食べられるので、我が家ごはんがやっぱり最高!
(ちなみにオリーブオイル、ハーブ塩コショウ、ドレッシング、にんにく、ケッチャップ、マヨネーズ、皿、コップなどは備品として持ち歩いています…お箸は日本から持参のマイ箸)
ごはんが終わったあと、2人で道路を渡り、海岸に星を見に行きました…。やっぱり南半球は天の川が濃いです…
明日はバスの出発時間まで、きれいな海を捜しに行きます!
◎
2012年02月27日(月) 07時41分59秒
ブラジル
【海の楽しさ満喫!トランコーゾビーチ】
今朝、サルバドールに着きました!
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さてポルト・セグーロ最後の日なんですが、トランコーゾというビーチまで行きました。
ホテルの前のビーチは浸食がすすんでいるのか砂浜が荒れており、水があんまりきれいでないので泳ぐ気になれず…
…そこで、ポルト・セグーロの最後の日は、白い砂に青い海のビーチと言われている南のトランコーゾビーチまで行くことにしました…
トランコーゾへ行くには…
まずバスでポルトセグーロのまちの一番端っこまで行って、
そこから向こう岸まで渡し船(6R)で渡り…
そこからまたバス(6.5R)で約1時間田舎道を走り…
ヤシの実ジュースは1で、水より安い…
遠っ!
(今夜7時に、サルバドール行きのバスなのに大丈夫なのか?!)
ようやく着きました!
(夫、この旅でおなかかがなりへっこみました!)
まずは浜辺のシーフードで腹ごしらえ。
高いわりにいまいちでした…
海は…水の透明度はまあまあですが、水温が温かく、じゅうぶん背が立つ深さのところで、ほどほどに大きな波が来るので、波乗りがおもしろい、おもしろい!…久々に子どもに返ったようなきぶんで2人ともおおはしゃぎしました。
…しかしその後、午後7時のバスに乗らねばならない夫と妻は、ビーチでさっさと着替えると4時に田舎のバスに乗り、またまた渡し船に乗って、そのままホテルに荷物を取りに戻り、急ぎバスターミナルへ!
バスターミナルのトイレでバスのなかで寝る支度を含めて本格的に着替え!
…この旅でこれまで日本の生活では考えられなかった、いろいろなことがかなり平気になりました…
でも、でも、やっぱり海っていいね!
まだまだ海とともだちでいたい私たちです…
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2012年02月28日(火) 09時11分07秒
ブラジル
【美しくも複雑なまち、サルバドール】
サルバドールへは朝7時に到着…。
…昨夜はバスのなかで晩ご飯の休憩、「まだか、まだか」、と待っていたんですけど…例によって12時頃、休憩したみたいで…2人とももう寝てましたわ!
途中、星空がきれいでした…。深夜バスって結構、暗い道を通るので、天気がよいと星がきれいに見えることが多いんです。天の川で南十字星、発見しました。
サルバドールの旧市街は世界遺産。
カラフルなまちなみは南米はけっこうどこともそうですが、なかでもここは壮観です。
かつてサルバドールの繁栄を支えたのは砂糖産業。砂糖きび農園で働く労働力確保のため、アフリカから奴隷として連れてこられたたくさんの黒人がいまもそのまま住んでいて、人口の80%が黒人というまちです。
まちはとてもきれいですが、さまざまな文化を知るにつけ、まちの表情が複雑に見えてきます。
アートのまちとしても有名でカラフルな絵があちこちで土産物として売られています。
なかでもお気に入りのアート
カポエイラという武道とダンスが合体したものもここサルバドールでは有名です。
黒人奴隷たちの精一杯の抵抗だったんだと思います。
お昼はメルカドモデーロの2階のテラスレストランに入りました。
バイアー料理のムケカです。
シーフードと野菜をヤシ油とココナツミルクで煮込んだカレーのような感じ。もう少し甘くしてライムを足したら、タイのレッドカレーに近いです…
民族衣装のきれいなお姉さんと記念撮影してもらいました。
さて、今夜の宿はまたまたラブホのようです…
ちょっと治安の悪い場所でした。
(サルバドールのまちは明らかに観光客が多く歩くいちおう安全な場所と、危険なので、観光客は行ってはいけない場所に、はっきり分かれています)
でも、最初、wifiが通じず、言葉も通じないけど、いろいろやりとりするなかで夫がホテルのネットのシステムを修理してから、「おー!壊れていると思っていたのに治った!」と大変喜ばれ、とてもフレンドリーになって、広場まで案内してくれたり…
夕方、「この近くにスーパーはないのか?」と聞くと、
(多くのホテルのレセプションではインターネットの翻訳サイトを使って客と対話をします)
…「遠いから今から連れていってやる」と車で連れていってくれたりしました…
オブリガード!(ありがとう)