著名なテレビキャスターのみなさんが反対のアピール発表
楽しいはずの旅行が、目に見えない規制の網がかぶせられ、イヤな思いが残るだけででなく、いつ「尋問」や取り調べ、写真の「没収」などに遭遇するか… とにかく、何が秘密なのか知らされないのだから、基地や港湾、空港、原発などへの「視察」はもちろん「観光」も制約される恐れが十分にあります。
下記は、鳥越俊太郎さんのFBからの転載です。
今日11月11日午後東京都内のプレスセンターで、ある記者会見が行なわれました。私もその呼びかけ人の一人ですので、以下に声明文と呼びかけ人の顔ぶれをご紹介しておきます。
「私たちは『特定秘密保護法案』に反対します。
私たちは、日本のテレビ番組で、情報を伝える仕事に関わっています。
私たちは、今国会に提出されている「特定秘密保護法案」の法制化に対する、強い危惧の念を共有しています。
国民の知る権利に奉仕し、行政機関や強大な組織がもつ権力の使われ方を、国民の立場に立って監視することは、私たちジャーナリズムの一端を担う者に課せられた大切な役割です。
この法案が成立すると、取材・報道の自由は著しく制限され、ひいては、国民の知る権利が大きく侵害されることになりかねません。
行政機関の情報公開は世界の大きな潮流です。秘密の多い国家は息苦しく、非民主的な国家であることを私たちは過去から学んできたはずです。
この流れに逆行する「特定秘密保護法案」が法制化されようとしていることを私たちは黙視しているわけにはいきません。
今日、緊急にここに駆けつけた私たち以外にも多くの同調者がいることを私たちは知っています。
これは始まりにすぎません。
青木理、赤江珠緒、大谷昭宏、金平茂紀、川村晃司、岸井成格、田原総一朗、田勢康弘、鳥越俊太郎、吉永みち子