『秘密保護法案』 反対88%

「朝日」デジタル版が“ユニークで意欲的な”取組みー特定秘密保護法案 投稿マップ

「朝日」のデジタル版http://www.asahi.com/で、上記の投稿マップが設けられました。“法案への賛否の度合い”を横軸に10段階、“日本の安全脅威の感じ方”を縦軸に10段階、合計100個のマスから自分の“立ち位置”をクリックで選びそこのコメントも記入することで、市民の意識を量ろうというものです。
 今日の夕方時点の集約があったので、数字をエクセルに落として表を作ってみました。二重線で囲んだ部分が投稿マップに出てる部分です。それ以外の外周部分は、当ブログで計算した各小計と比率です。
特徴を勝手に書くと…
1.賛否の10段階を真ん中で分けてみると、反対“傾向”が88%、賛成“傾向”は12%と圧倒的な差で反対世論が強い。
2.その細部を見ると、“強く反対”が1755人で全体の81%もあり、“強く賛成”の183人8.5%の9.6倍もあること。絶対に反対という市民の意思が明確になっている。
3.縦軸では、“感じる傾向”と“感じない傾向”は、おおよそ6対4で接近し、細部も賛否よりもバラつきが結構あるというのは、問い方に問題があることとともに、法案絶対反対人が、脅威の感じ方の有無の両端に圧倒的多数であること、そしてその中間部分すべてにもまんべんなく存在しているということ。
4.問い方の問題は、“感じる”の中には、「問い」が想定してるであろう、「東アジアのいくつかの国」に対する“脅威感”でなく、アメリカの基地の存在が産み出す“脅威”“脅威感”を感じる人たちもここをクリックしたであろうということ。
こんな明白な市民の意識が表明されても、なお強行しようとする安倍内閣の立脚点はいったいどこにあるんだ…! 市民が意志表示する一つのツールとしてこの「投稿マップ」の活用が広め、何としても廃案に追い込みましょう。