2014年初頭に当たって 

「数の横暴」という言葉があります。
昨年それを現実政治で押し切ったこの国の為政者。
「主権回復の日」での「天皇陛下万歳」から特定秘密法強行採決へ。沖縄への恫喝から
辺野古埋め立て承認。原発再稼動への布石作り。はたまた消費増税…。
 国会内での多数も、国民目線からそして世界的目線から見れば、少数孤立しているのは、
靖国神社参拝での海外から、とりわけアメリカですらの「失望」でも明らかです。
アジア、世界的な緊張増幅は、身近でも丹後に関西初の米軍基地建設強行の姿でも見て取れます。沖縄へのアメとムチは丹後でも実際起こっています。
 隣国との緊張でなく友好こそ国民の総意です。
旅行業としての我々の社会的役割は、それを具体化した企画です。
その真骨頂が問われる今年です。

    労協 国際ツーリストビューロー
                  理事長 富田秀信