地球へ途中下車第107回



素敵な熟年ご夫婦の1年間世界旅行の記録

前回までhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20131229

今日もカナディアンロッキーと旅の実践編が2本です。

2012年06月10日(日) 15時34分08秒
カナダ
サランラップは英語で?】

6月9日…

バンフは今日は一日、雪降りです…

まちなかはシャーベットのようなみぞれですが、まちから見える山は真っ白…。

朝ご飯をメリッサへ、有名なエッグ・ベネディクトを食べに行き…

おいしいけど、朝から濃厚でした…

…あとは出かけても何も見えないだろうし…のんびり過ごすことにしました。

ご飯を買いにスーパーへ。
…ホテルに共同で使える電子レンジがあるので、冷凍食品を温めたり、サランラップがあれば、野菜を茹でたりすることも可能ですよね。

そこでサランラップを探すが…見つからない。
店員さんに聞こうと思い、はたと気づいた。
サランラップはたしか日本の商品名。サランラップは英語ではなんと言うのでしょうか?

ラップだけだと、多分、ラップサンドイッチのことになるだろうな…

日本には和製英語になって定着しているカタカナ言葉がたくさんあり、それを英語では…北米ではなんと言うのか? 迷うことが時々あります。

サランラップの答えは
「プラスチック・ラップ」

…ちなみにビニール袋、ポリ袋は、「プラスチック・バック」です。

プラスチック、というと日本人にはなんだか硬いイメージがあるのですが…

で、結局、サランラップは買わず、電子レンジで使用可能なポリ容器を買いました。北米の宿はだいたいどこにでも電子レンジがあるようなので、この際、電子レンジを使ったクッキングを少し極めてみようと思います!

明日はレイク・ルイーズに泊まります。
晴れるといいなあ。

2012年06月11日(月) 12時29分48秒
旅の実践編
【旅行前にマスターしておきたいデジタル機器の使い方(その1)】
 旅行に出てから「デジタル機器でこんなことできるはずだが?」と思ったが、気軽に聞く相手、雑誌、本等がないため苦労したことが多くある、その第一弾が「デジカメ」
使うデジカメが1台の場合はあまり気にならないが複数台を使う場合予め使い方をマスターしておく方が良い。

1.パソコンに写真データを取り込む方法
 デジカメの種類が違うと写真データを取り込むために添付されているアプリケーションが違う。こんな時ひとつのアプリケーションで写真を取り込む使い方をマスターしておくこと。そうするとカメラに関係なく自動的に写真を撮った順に並び替えてくれる。

2.「日時設定」と「ワールドタイム」
 写真を撮った時刻順に自動的に並び替えるには複数台のカメラで同じ時刻設定が必要になる。
 「日時設定」は日本時間で設定し、旅行先は「ワールドタイム」で設定する。
 何回も設定ミスをした。思った以上に難しい。

3.画像サイズは高精細に設定する
 ブログ、メールで送付する画像サイズは小さくても十分だが、帰国して気に入った写真を大きく引き伸ばすことを考慮して画像サイズは高精細に設定しておく。

4.画像のバックアップ
 1400万画素のデジカメで写真1枚が約6Mバイトになる。4Gバイトのメモリーで約660枚撮れる。
 複数台のカメラで1日に200枚以上撮ったことが数日あるが、平均すると約70枚×365日=25550枚=150Gバイト(4Gバイトのデータ用DVDで38枚)になる。
 (1)ポータブルハードディスク
 当初はパソコンのみに保存していたが、パソコンのトラブルを考えて、旅先でポータブルハードディスクを購入しバックアップを取るようにした。
 旅先でポータブルハードディスクの賢い使い方のアイデアは(その2)で紹介します。
 (2)無料オンラインストレージ
 最初に考えたのはこれ、しかし旅先でアップロード日本でダウンロードというように運用するためには日本の友人への根回しが必要なため断念した。
 (3)バックアップ画像の再読み込み バックアップ画像をデジカメの添付アプリケーションで再読み込みができることを確認しておくこと。
 また、画像加工アプリケーションで画像が加工できることを確認しておくこと。

5.画像ファイルの保存場所
 写真を取り込むアプリケーションがどのホルダーに保存しているのかを確認しておくこと。画像のバックアップをアプリケーションを使ってやると思った以上に時間がかかる場合があるので、画像ホルダーから直接バックアップを取る方法をマスターするとよい。
 また写真を取り込むアプリケーションを使わないでデジカメから直接画像を取り込む方法も知っておればパソコンが壊れた時も安心だ。

6.旅行に持って行くデジカメ 旅行のために新しいデジカメを買うのか、それとも今持っているデジカメを使うのかは判断に迷うところだ。今回持ってきたのは3年前に買ったデジカメだ。
 1年は長いしデジカメは酷使する、実は旅行の途中から旅行当初の写真に比べて綺麗に取れていないという不満が出てきたので、思い切って5月2日にカメラを買い換えたところ綺麗になったが使い方がよくわからない時がありイライラすることも多い。
 もし予算が許すならば少なくとも旅行3ヶ月前位に購入し、夜景の取り方、シャッター時間の調整など使い方を熟知することが必要と思う。
2012年06月12日(火) 07時54分03秒
カナダ
カナディアンロッキー縦断・バンフ─ジャスパー間復路編】
6月10日…バンフです

雪はやんだものの曇天…。
でもようやく遠くの山が見えるようになりました!

バンフはほんとうに山の近くにまちがあるのですね。

巨泉さんのOKショップも健在のよう…。

バンフのまちにはフリーのパーキングがあり、5時間以内か、午後4時以降は無料で駐車できるようです…

バンフを代表するお城のフェアモントホテルとマリリンモンローの『帰らざる河の』ロケ地になったボウ滝。

…ここに泊まったことにしよう。

ドライブウエイを降りて、郊外をうろうろしていたら踏み切りに出ました。VIAの貨物列車が通ります。

これが長い!どんだけ車輌つないでるねん! …ゆうに5分は踏み切りが閉まったままです。大阪の環状線だったら駅と駅の間、完全に列車でつながりますわ。(今日のブログも2日ぶんで長いけどな…)

…列車が行き過ぎた…と思ったら、踏み切りをわたっていくのは…

ヘラジカも列車が通り過ぎるのを待っていたんですね! この旅、2匹目のヘラジカです。角が短いのでメスですか?

カーナビ快調!
カーナビ、ゼッタイ必要です!

…14号線に入ります。バンフからレイク・ルイーズまでは14号線を走ります。

ジョンストン渓谷。
ローワー滝まで20分、アッパー滝まで1時間…ローワー滝までにしました。トンネルなどもあり、なかなかスリリング!

ジョンストン渓谷を過ぎると西洋のお城のようなその名もキャッスル山が見えてきます。

今日はレイク・ルイーズのまちに泊ります。でもレイク・ルイーズに泊まるのはあまりおすすめできません…。ホテルがトコも高いからです!一番安いユースホステルでもドミ1人39ドル、プライベートルーム1室115ドル…。

せっかくなのでアルバータ州に着たらこれを食べないと!というアルバータビーフ。スーパーで2枚5ドルで買ってきてユースのキッチンで焼きました。

…まあまあおいしい。脂身がないけどそこそこやわらかい。
でも分厚いお肉、ほとんど焼いた経験がないので、ちょっと焼きすぎでした…アメリカでもう一度挑戦します!

翌朝。あこがれのレイクルイーズへ…ロッキーの宝石と呼ばれています。

山と山の間に見えているのが氷河。この水が溶けてルイーズ湖になったとさ。
波はたっていなくて鏡になっていたけど、氷河の上の雲、どけ!青空カモン!…すぐに風がでてきて、鏡は見えなくなくなりました。

今度、風がなく、晴れて空が青いときにもう一度来たいです!

レイクルイーズから車で15分ぐらいのモレイン湖。まだ半分、氷結しています!

さてレイクルイーズからジャスパーまでは93号線を一本道。今日は少し雲があるもののまあまあの晴れ。…と思ったら今日は車の多いこと!3日前とえらい違い!

今日のハイライトはボウ峠から見るペイトー湖。
苦労して登っただけあって見晴らしは絶景!

氷河湖がエメラルドグリーンなのは、氷河で削られた粒子の細かい砂粒が混じっているからだそう…
こんな雪道を15分歩いて登る。長靴がないので足がぐしょぐしょに…

ロッキーの6月はまだ冬なのですね!

さて、ボウ湖は今日は溶けてるか?
…そんなはずなく、相変わらず凍っています。

3日まえ、雪のなか、近くまで歩いたコロンビア大氷原、今日は青空!

いつかはやってみたいキャンピングカーの旅です…今日はキャンピングカーの多いこと!

そしてガソリンを満タンにし

ジャスパー駅前でレンタカーを返却。ドライブ終了!

カナディアンロッキーでは、お天気にあまり恵まれなかったけど、(時期も早かったから?)地球の息吹、大自然のスケールを十分満喫できました!

…だけどもう一回、リベンジしたい!ロッキードライブ!!

…これから深夜バスでカルガリーまで移動します。




2012年06月16日(土) 15時43分54秒
旅の実践編
【旅行前にマスターしておきたいデジタル機器の使い方(その2)】
多くの旅行者が持っていくパソコン。今回はコレ!

1.接続できていたWiFiが突然つながらない
 WiFiの環境は様々。電波が急に弱くなったり、極端な場合、WiFi装置の電源が切られたり、一度に多くの人がアクセスし全く動かなくなったり…。下手にWiFiの設定を変えると思わぬトラブルに巻き込まれる。こんな時役に立つのがWiFi診断ソフト。WiFiのアイコンの上にカーソルを持って行き右クリックをすると、プルアップダイアログで「修復」「診断」などが表示されるので試してみよう。リスクがなく再接続できる場合が多い。(持ってきたパソコン(クリック)が壊れ 、表示がスペイン語になっているので日本語でどう表示されているのかわからないので不親切な表現になっています)
 最初からWiFiに接続できない場合も「診断」で問題が明らかになり対応が取れることもある。
2.パソコンの動作が妙に重い、起動に時間がかかる…
 いろいろな環境でWiFiと接続、インターネットからダウンロード、新しいアプリケーションのインストール等必要に迫られてパソコンを酷使。気がつくと「パソコンの動作が妙に重い、起動に時間がかかる…」近くにパソコンお宅がおれば即解決のはずが…旅行前の満足していた状態に戻したい。こんな場合を想定して対策を準備しておこう。数人の旅行者に教えた方法です。
(1)デフラグ
 デフラグとはハードディスクに保存されているデータを最適化することで動作が軽くなります。
デフラグの詳細とやり方はインターネットで検索すれば簡単にわかります。
旅行に不要なファイルは削除(必要ならバックアップを取る)してハードディスクの空き容量を増やしておくことがパソコンの快適な環境を作ることになります。(できることならディスククリーンアップと併せて)旅行前に一度は実行した方が良い。
(2)システムの復元
 旅行前の状態で復元ポイントを設定し、不具合が発生したらその状態に戻す。戻すために旅行中に新たな接続機器、アプリケーション、とりわけウィルス対策ソフトをインストールしないことが必要です。
 システムの復元の詳細とやり方及び危険性はインターネットの検索で調べてください。
旅行前に試すかどうかは判断して下さい。

3.ポータブルハードディスク
 旅行中、時間つぶしにデジタルオーディオによる音楽鑑賞、パソコンによる映画鑑賞を考えたが、パソコンのハードディスクに保存するには容量が大きすぎるのであきらめた。しかし、写真のバックアップ用にポータブルハードディスクを持っていくならコレに保存できる。
 もちろん、旅行本のpdfファイル等旅行資料のデータを入れておくことも可能だ。
 旅行前、DVD、旅行番組等をせっかく集めたのに、旅先で見ることができたのにと思うと残念だ。(著作権に注意)
4.イヤホンアダプター
旅行前百均で買ったのに忘れたのがコレ!

これでパソコン劇場を二人で楽しむことができる。
観光地ではオーディオガイドを1つ借りて2人で楽しむこともできる。
※南米の夜行バスで使い捨てのイヤホンが配られたがエアーカナダは機内でイヤホンを3ドルで売っている。イヤホンがなければ映画も楽しむことができない。

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