地球へ途中下車第107回



素敵な熟年ご夫婦の1年間世界旅行の記録

前回までhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20131229

今日はカナダ最後のカルガリーを後にして再びアメリカに戻ります。

2012年06月13日(水) 14時56分39秒
カナダ
【カナダ最後の日の過ごし方 ブログが書けなかった】
昨日、レイクルイーズからジャスパー経由でカルガリーに着きました。
この旅最後の車中泊、空いていてそれぞれが2人分の席をひとりで独占。
しかし、なぜか二人とも寝られなかった。そして明日はロサンゼルスに行くので、今日は早く寝ることに。

今12時、明日5時起き、ブログが書けない…。
じゃんけんで負けた夫、反省。

今日はカルガリーユースホステルでミックスドミ。
6人部屋に今寝ているのは、3時に起きるという旅行者1名と妻の2名、10分もすると夫も寝る。残り3名はいつ寝るために部屋に戻ってくるのだろうか。

2012年06月14日(木) 12時56分34秒
カナダ
【冬の国カナダの未来都市・カルガリー

カナディアンロッキーの国立公園内でよくみかけたこのゴミ箱…

手を入れてロックを解除し蓋を開ける仕組みになっています…。

クマとかの野生動物対策? なんでしょうか?…

…またまたカナダの貨物列車が通りました。

今度は時間をかけて車輌を数えました…
…150輌ありました。冗談ぬきで日本なら駅と駅が余裕でつながります。VIAに乗車したときも全車両に対して駅のホームは短いので、途中で一回ドアを閉めて動いて、2回に分けてストップしていましたが、オーストラリアでは自分の車輌まで何キロもあるので車に乗って乗り込むそうですが、う〜ん、広大な国を横断していく鉄道はスケールが違います…。

30分遅れでバスが到着!これでカナディアンロッキーとお別れ。

ジャスパーのパワースポット

…翌朝、カルガリーへやってきました!
カルガリーユースホステルダウンタウンの端っこにあります。Cトレインの駅に近いとても便利な場所なのに、こんな森のような公園のなかにある素敵なユースでした…

…でもとても混んでいてプライベートルームは満室、6人ドミしか開いていませんでした…。久々のドミ泊です。夫はいびきが他の人の安眠を妨げないか、心配しています…。
チェックインは12時〜。バスが7時に着いたので朝9時には到着…。レセプションで荷物を預かってもらっていたら、ちょうどフリーブレックファーストの時間帯で、ダイニングからホットケーキを焼くいい匂いが…「OK!食べて行き!食べて行き!」…と言ってくれました(本来は今夜宿泊だから明日の朝食はついているけど、今朝はない。…明日は出発が早くて食べられない…)。朝ごはん、まだだったのでうれしかったです! ホットケーキはカルガリー朝ごはんの定番です!

まずセーフウエイの場所を教えてもらって、食糧の購入。

カナダのメジャースーパーは西海岸はsafeway東海岸はsobayですね!

今日のお昼(ミソラーメン)と、夜食(アルバータ肉ステーキ・サラダ)と明日の朝、空港へ行く途中で食べる朝ごはんと3食分でしめて30ドル…

カルガリーのまちを走るCトレインは、ダウンタウンの7th.Avを走る7〜8駅間はfree! なんとタダで乗れるです!(その区間を外れて郊外に行くにはと2,25ドルの切符の購入が必要です) これには助かりました。

最初は信じられなかったけど、ユースで確認するとやっぱりその通りで、市内への乗用車乗り入れ削減対策か何かだと思うのですが、こういうところ、カナダは確かに税金は高いけどその使い方、公共政策というか、市民の合意形成というか、「こういう街にしていきたい」、という政治の意思があちこちで感じられます。北欧諸国同様、環境や人権の先進国、福祉国家だなあと思います。


まちじゅう花でいっぱいだし。

…ところで、この街のマップのところどころにある水色のゾーンは一体何でしょう? 

興味津々…

ダウンタウンのあちこちが水路のように複雑につながっていますが…最初、地下街か?と思ったのですが…
…そして街のあちこちにあるこんなマーク…。

+15way…
地上から15フィートの道…

そうなのです!カルガリーにはちょうど2階の高さにまるで空中回廊のような通路が、通りをまたいであちこちに張りめぐらされているのです!


こっちのショッピングビルとあっちのオフィスビル街、駅から上がって、銀行の角から上がって、と、町じゅうが空中でつながっているのです!

たぶん冬には外気温が零下30度になるという寒さの対策で、寒気にさらされることなく、街が移動ができるようになっているのだと思った想像しますが…

なんだか未来都市・カナダです…。

カルガリーでカナダとはお別れ…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アメリカに戻ってきました!






2012年06月15日(金) 17時16分41秒
旅の実践編
【手作り料理がつくれる持ち運び可能な調理器具】
物価の高い国で食費を安くあげるために自炊は有効な方法。
熱湯があればカップ麺がつくれるので旅先で湯沸かし器 (クリックすると紹介ブログが開きます) を買った。
この湯沸かし器より強力な調理器具を見つけた。

ヨーロッパ、北米ではコンロは置いてなくても電子レンジが置いてある宿が意外に多くあるので買ったのはコレ。電子レンジで加熱使用可能な保存容器だ。

お湯が沸かせるほか簡単な茹で野菜サラダがつくれ、温めるだけで食べられる調理済み惣菜も守備範囲に入ってくる。

さらに、移動時、醤油(スーパーマーケットで持ち帰り寿司等を買った時、少し多めにもらう)、砂糖、塩、コショウ、ケチャップ、マヨネーズ、コーヒー用ミルク(ファーストフード店でハンバーガーなどを買った時入手できる)、バター、紅茶、レモン汁(朝食時、入手できることもある)等何かのはずみで容器が破損した時重大なトラブルを引き起こす小物を入れる容器にもなる優れものだ。
日本には電子レンジの料理集があるので、目的に応じた気に入った容器を一つ持っていくとよいと思う。

※他にオリーブオイル、サラダ用ドレッシング、醤油(寿司が市民権?を得てない国)等は一番小さい容器(おおよそ500cc)の物を購入して持ち運びしている。食材は量り売りが基本なのでタマネギ1ヶ、ニンジン1ヶ、ジャガイモ1ヶと買うことも可能だ。ニンニクは量り売りが多いので使いたい時塊から外れたひとかけらを探して買う。
肉、サラダ等は対面量り売りなので100Gg、200gとグラム数をいって買うとよい。「少量」といって買うのはお互いに相手の顔色を伺いながらのやり取りになるので疲れる。

…あと、世界中で買うこともできるが、保温保冷機能にすぐれたコンパクトな水筒は妻が重宝していた。暑い国では冷たい水を購入するとすぐに水筒に移しておく。そのままだと30分ももたない冷たさが半日続く。暑い国では「冷たい」ことが貴重。逆に寒い国では紅茶・コーヒーなどの暖かい飲み物を持ち歩けばいつでも暖がとれる。サンドイッチを買えばそれで公園でランチができるし、カフェに入る回数が減る。

包丁(ナイフ)
スイスアーミー等の○得ナイフが絶対に外せないと思っていても、ナイフだけは本格的なもの(鞘つき包丁、折りたたみ式包丁等)をひとつ持っていくべきだ。妻曰く、握り部分と刃の部分の重量バランスが悪い○得ナイフは本格的な料理に向かないそうだ。

電子レンジ加熱可能で、まな板の代用で使える軽くて大きいものを選ぶ。皿は平らなものだと意外とかさ張らない。

コップ
使い捨てコップは簡単に手に入るが、熱湯用、冷水用の区別がつかない。旅先でお店に入るたびに探しているのに見つからない希望するコップ。熱湯用で軽く2つ重ねできるもの。品質表示が日本語でないためプラスチック製のものは熱湯で使えるのかどうかわからないし、乱暴に梱包しても壊れないとなると旅先では金属製品に限られる。

ナイフ、フォーク、スプーンは簡単に入手できるが、箸の代用にならない。逆に箸はこれらの代用になるので必須と思う。

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
現在、ネバダ州ラスベガスにいます!
報告は明日!

この記事がもし役に立ったと思うようでしたら、是非

2012年06月17日(日) 17時11分38秒
アメリ
【ラスベガスは24時間ショータイム】

ロスアンジェルスからグレーハウンドが走ること約6時間…

ネバダ州の砂漠の真ん中に、忽然と現れるネオンの大洪水…
…それが365日、毎日がカーニバル!
24時間ぶっとおしショータイム!…の一大エンターテイメント都市
ラスベガス!
いやあ…もう…その街のすごさ!
エンターテインメントの規模!企画力!ハンパないです。

なぜか突然現れるプラミッド!
テルルクソール

…と思ったらディズニーランドのようなお城!
エクスカリバーホテル

そのとなりがなぜかジェットコースターつきのミニ・ニューヨークで…
ホテルニューヨーク・ニューヨーク

ミニパリもある…
パリス

ゴンドラが浮かぶイタリア・ベネチア
ベネチアホテル

サーカスもあれば…
ホテルサーカス・サーカス

宝島(トレジャーアイランド)の前では美女と海賊が冒険活劇
トレジャーアイランド

音楽にあわせて踊る噴水…

火山の爆発!

サーカスやトレジャーアイランドのショーなどはみなタダで見ることができます!

…ラスベガスって大きなカジノがあって、その周辺にホテルがあるのか?と思っていたのですが、一階にカジノのあるホテルの集合体なのですね! そしてどこに泊まっていてもどのホテルのカジノやレストランにも入れ、ショーも見ることができるのですね!

明日は低予算でしっかり楽しむラスベガス攻略法をお届けします!

…にしても…ここは眠らない街につき、やや睡眠不足です!