地球へ途中下車第111回
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素敵な熟年ご夫婦の1年間世界旅行の記録
前回までhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/201401012
今日は、マウイ島そしてハワイ島へ。
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2012年06月29日(金) 14時15分12秒
アメリカ
【マウイ島のオールドハワイタウン・ラハイナ】
昨日、マウイ島に着きました。
宿泊しているのはマウイビーチホテルです。
カフルイ空港近く、シャトルバスの送迎あり、ホテルの向かいがクイーンカフマヌショッピングセンター(バスターミナルのセンター)という便利な場所にある落ち着いたホテルです…
今朝のマウイ島は少し雨が降っています…寒くて泳ぐ気になれません…
クイーンカフマヌショッピングセンターからバス(1ドル)で1時間、マウイで一番にぎやかなラハイナのまちに行きました。
バスの運転手さんもハワイアン…
ラハイナはその昔、カメハメハ大王の時代、ハワイ王国の首都として栄えたそうで、オールドハワイな独特の雰囲気があるまちです。
オアフのノースショア、ハレイワに感じが似ています。
…このバニアンの樹は何本のも樹が集まっているように見えていますが、実は全部つながっていて、一本の樹なんです。
遠くから見ると公園全体を覆っています。昔はこんな樹の下に村をつくって暮らしていたのでしょうか。
映画『アバター』に出てきたマザーツリーのようです。神経ネットワークでつながっているようです。樹のパワーを感じるものすごく素敵な場所でした。何かあったらここに来て癒されたい、ぜひもう一度訪れたい場所です…
お昼は定番のチーズバーガーインパラダイスへ。凄い混みよう。でも店員さんの対応もよく、いい感じな店内です。
肉のボリューム感で夫はチーズバーガーパラダイス!妻はバンズのおいしさと全体のバランスでクアアイナ!
波を音を聞きながら食べるハンバーガー…
う〜ん、いい感じ
そして食後はフレークアイス(きめ細かい粉雪のようなかき氷)でしめくくり…
まちの規模も手ごろで、なかなかたのしい街あるきでした!
安く品揃え豊富なスーパーもあります!(→ラハイナショッピングセンター)
まぐろのづけ?マヒマヒや、タコのマリネ、ワインなどを買って帰りました…。
今夜は早く寝ます!
起床午前3時、3時15分のピックアップ、標高3000mの休火山、ハレアカラ山頂で星空とサンライズを見るツアーに行ってきます!
極寒だそうで、ホテルの部屋のブランケットを持って行きます…
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2012年06月30日(土) 05時33分30秒
アメリカ
【世界で一番寒かった!マウイ標高三千mの夜明け】
♪いまにも明けるマウイの空に
なごり星ふたつ…
(ハレアカラ山頂で唄う『あなたと歩もう』)
さかのぼること1時間半まえの3時20分。ホテルの前でピックアップバスを待ちます。このあと、じょじょに服を着こんでいきます。
…ツアーのバスが来ました。
ハレアカラサンライズツアー一人97ドル!…
高いけれど標高も高いしな! 3055mからのご来光、なかなかできる経験ではないので、痛いけどハレアカラに山頂から…いや清水の舞台から飛び降りたつもりで、go!
サンライズポイントに夜明け前に到着。星は残っているけれど、すでに東の空がオレンジ色に輝きはじめ…
しかし寒い!
ありったけの防寒着を持って、アドバイスにしたがってホテルの部屋の毛布を持ってきたけどハンパない寒さ!風の強さ! ハワイに来てこんな寒い思いをするとは誰が想像したか…
あ、雲海の一部が金に色に輝きだした!
観客から一斉に歓声があがります!
一瞬にして、ダイアモンドのような輝き!オレンジ色? 金色?
標高3055m、はじめて見る雲海からの日の出です!
明るくなりまわりを見るとあらためてすごい人です!
…そしてみなすごい格好をしています
ハレアカラは休火山。
火口?
しっかり太陽が昇ってからいよいよ山頂へ。雲の上です。
…それにしてもマウイ島ハレアカラのサンライズ、今回の世界一周旅行のなかで一番寒かったです! トルコのカッパドキアで早朝、気球に乗ったときより、ウユニ塩湖の夜より、…ハワイが一番寒いとは…おそるべしハワイの大自然!
コート捨てなくてよかった…
そんなマウイ島とも今日でお別れです。2時の飛行機で今度はビッグアイランド・ハワイ島へ移動します! ハワイ島ではレンタカーでマウナケア、キラウエアを回ります!
ところで、えみちゃん、誕生日おめでとう!
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2012年07月01日(日) 16時53分22秒
アメリカ
【昭和のにおいのするハワイ・ハワイ島】
マウイ島から、ビッグアイランド・ハワイ島へ
飛行場までのシャトルバスで、「ターミナルは?航空会社はどこ?」と聞かれて、
「パシフィックウイング!」
と答えたとき、運転手がフッと軽い笑いをもらしたことが、気になるといえば気になったのですが…
…そうでなくても体育館のような規模のマウイ・カフルイ空港のいちばんはずれ、ほとんど体育用具倉庫のような場所にパシフィックウイングのカウンターはありました。
カウンターには…そして誰もいない…
となりのとなりのカウンターの別会社の人に尋ねると、
「1時間前か…それぐらいにパイロットが来てチェックインするから、そこで待っててね」
と。
…パイロットがチェックインするのか?…
???
…するとほんとうに50分まえ、パイロットの制服を着た男性がやってきて、チェックイン。機体預け・機内持ち込み荷物の重量だけでなく、一人ひとりの体重も。ポンドで聞かれても、えーっと、えーっと…と考えていると、ここに乗れ、と荷物用の秤のうえに…
…準備完了です。
パシフィックウイングはコミューターと呼ばれる、2地点を結ぶ地域小規模航空機会社のようです。
ネットで申し込んだとき、「残りあと4席」となっていて、あせったのですが…
…この飛行機の乗客定員、8人でした…
それにパイロットが2人で全員で10人…。
コックピット、丸見えです
ものすごく左右のバランスを考えた座席を指示。離陸はあっという間。
左右のゆれがひどくスリリングです。
おもわず手をつなぎあうインド人母子。
窓からきれいなマウイの景色、
海に見とれているうちに
無事、ハワイ島コナ空港に到着。
コナ空港を上空から見てびっくり。溶岩土の上に空港があるのですね…
ハワイ島は広く、公共交通手段もないので、3日間レンタカーを借りました。
ホテルのあるカイルア・コナのまちまで車で15分です。
…ここは…
…ものすごくなつかしいハワイです。
オアフのように洗練されたおしゃれな都会ではなく、それをもうすこし規模を小さくしたマウイのようでもなく、まぎれもなく昔のハワイ…(知らんけど)
アップダウンクイズで優勝すると行けた、あのハワイ…、あこがれのハワイ…
昭和のニオイのするハワイ(?)です。
レンタカーを借りたとき、キーレスエントリーではなく、窓の上下もハンドル式で、「これは…またえらく古い車だな…」と思ったのですが、
泊まっているホテルがまた…
…ボロさ加減、なつかしさ加減、ここも昭和のニオイがします…
窓は網戸で全開し、風が通り抜けて気持ちいいのですが、この網戸の枠、木でできています…
そしてカギ…
……
なつかしすぎですが、これって防犯上、OKなんですかね?…
まちものんびり、まったりしていて、ここだけ時間の進み方が違うようです。
涼しくて、泳ぐ気にはならないですが、海はさすがにきれいです。
…そして、なぜか物価も安い。
このハワイ島の地ビール。3種類が4本づつ12本入って13ドルでした。
ノスタルジックな絵を見ているだけで癒されます。
ビッグアイランド・ハワイ島のこの雰囲気…
大好きです!
明日は車で島を一周ドライブします!