地球へ途中下車第145回


素敵な熟年ご夫婦の1年間世界旅行の記録

前回までhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20140503
世界一周旅行は終わりましたが、『旅の実践編』などとして貴重な情報を届けていただきます。
帰国後・日本
【Q&A 海外のネットカフェと有線LAN接続】
2012年09月12日(水) 23時29分48秒
…昨日に引き続き、Q&Aコーナーです。
わかる範囲で質問にお答えします。
Q
?時々、ネットカフェのことを書いてみえますが、そこはWiFiが飛んでいるのですか、それとも有線LAN接続ですか?
A
 ネットカフェは固定のデスクトップ型パソコン(英語)を時間貸しするのがメインで、ノートパソコンを持ち込むことはあまり考えられていません。ネットの世界が英語が基本言語だからだと思います。
 もし英語が堪能で英語入力が問題なければネットカフェは力強い味方になると思います。日本語入力しかできない我々は、日本語入力の設定のやり方をマスターしてネットカフェのパソコンを日本語入力ができるようにするといいといわれていますが、日本語入力設定のウィザードはその国の言葉で表示されるので、ハードルは高い?と思われます。日本語の「表示」を頼んだ経験はありませんがやってくれると思うし、実際に日本語表示ができるパソコンも数多く見ました。しかし、日本語表示ができても日本語入力ができなければメールを読むことぐらいしか役に立たないし…。
 そこで、我々がネットカフェに行って最初にする質問は、「個人のノートパソコンでインターネットができるか?」です。
無線、有線のどちらもあります。
 途上国では子どもたちがゲームに興じていたり、仕事なのか、大量の写真をアップロードしていたりするような男性たちの、隅っこのほうに有線JAN接続用のケーブルがちょろんと延びている机が一台設置されているような店がよくありました。

マレーシアのインターネットカフェ
 一方、WiFiがフリーのカフェやレストランというものも日本以上にたくさんあります。これにもいろいろな形態があり、店内に無料で飛んでるWiFiをお茶を一杯注文すれば自由に使えるところ、レシートなどにその日のパスワードが書かれているところ(マクドナルドがその代表ですが表示はその国の言葉ですので店の人に設定してもらうことが多かったです)、一時間いくらで利用料を払うところ、と、いろいろあります。
 実際にはネットカフェでインターネットに接続したことは数回です。でも、どこのまちに行ってもいつもネットカフェを探していました。旅行者にとってインターネットカフェは別の理由で力強い味方です。その理由は明日書きます。

?パソコンに有線LAN機能は必要ですか?無いと不便ですか?有線接続して使用されたことはありますか?
A あります。…無線(WiFi)のほうが圧倒的に多いですが、ホテルでたまにLAN接続のみのところがあります。めったにないですが、でもそのときはないと困るし…有線LAN機能つきのパソコンを持っていったほうがいいのかどうかは、なんとも言えまえん。
 無線と有線は、意外と途上国のほうが、最初から無線で整備されているように思いました。逆にインターネットが早くから普及していたヨーロッパ諸国などが結構、設備投資が追いつかないのか、無線の傍受(セキュリティ)の問題があるからなのか、有線LANの比率が高かったように記憶しています。
固定電話と、携帯電話の発展の関係にも似ているかもしれません。
 有線LANのところではたいていケーブルも用意してありますが、コネクタのストッパーが壊れていて接続が不安定になります。予めLANケーブルを持って行く方がよいと思います。
 インターネットは旅人にとっては旅のあらゆる情報の収集源であると共に、ブログの更新の手段、宿の予約、飛行機の予約、スカイプ電話の通信機、とまさに旅のライフラインだと思います。
 宿を予約するときは事前に必ず確認、飛び込みで泊まるときもまずWiFi接続可能かどうか(さらに無料かどうか)を確認します。
 ブラジルのアマゾンにアクセスするまち、べレンに着いたとき、ちょうどそのまえにいたサルバドールのまちのATMマシーンでカードのスキミングに遭い(そのときはまだわけがわからなかったけど)、カードにロックがかかっていきなり使えなくなっており、まず銀行の引き落とし・残高をチェックする必要があるし、次にカード会社に連絡したいのに、インターネットがつながらず、「つながらない! 話が違う!」と言ってフロントと大喧嘩したことがありました…。
( ̄_ ̄ i)
明日に続きます!