誇り高き自由人 二見伸明の生き方だ…

 公明元副委員長二見氏が、赤旗日曜版(6日付)に掲載された自らの記事についてコメントしています。
 以下二見氏ブログから転載
 明日、アカハタ日曜版に集団自衛権についての私のコメントが載る。私だけではない。大江健三郎倉本聡小林節、浜矩子、大森政輔、坂田雅祐さんと一緒だ。「俺も偉くなったもんだ」。
 私のコメントは
集団的自衛権の行使は憲法違反という憲法解釈は、長年にわたって、立法府も行政府も共有してきたものです。ある日突然、安倍総理が『私が解釈を変える』といっても、国民が納得しないのは当然ですよ。
 改憲したいなら憲法にしたがって、国会が発議し、国民投票にかけるべきです。そんな事をしていたら時間がかかる、というなら、それは『反対多数』を承知の上で、裏口でやってしまえ、という最悪の方法ですね。
 私がいた公明党は『平和の党』といってきました。でも今回、『政策の違いで政権離脱はしない』と言った瞬間に、解釈改憲をしたい自民党との勝負は終わった。いま『歯止めをかけた』などと支持者を説得しているけど、まったく説明になっていませんね。
 私は、憲法9条は時代を先取りしていると思います。互いに軍事同盟を結んで『相手を叩きつぶせ』という19世紀、20世紀前半の時代から、国連中心に押したり引いたり交渉して戦争にしないで解決するのが今の時代です。日本は、戦争に負けても恨まず、9条で”二度と戦争はしません”と宣言して、実践している国です。世界の模範、日本の誇りだと思っています」ーー以上

 東京新聞が「公明の『歯止め』元副委員長批判『説明にならない』」と報道したので、友人たちから「大丈夫か。いやがらせはないか(注:まったくない)」「コメント、賛成」「共産党との関係は」など電話があった。
 私は極力、政党を好き嫌いで判断しないようにしている。私は共産党の思想には賛成しかねるが、、といって、排除する気持ちは全くない。一致できる点があれば共闘も可である。誇り高き自由人 二見伸明の生き方だ。
 ところで安倍総理集団的自衛権至上主義者だ。目指すのは「A級戦犯岸信介の名誉回復であり、そのための靖国参拝大東亜戦争聖戦化」だ。中韓に対する蔑視的な言動は満州国の実質ナンバーワンだった祖父信介のDNAではないだろうか。