木曽地方へバス・マイカーは通常通り

業界紙トラベルニュースより
 台風8号に伴う豪雨で土石流の被害を受けた長野県木曽地方の交通復旧状況を信州・長野県観光協会の長野県大阪観光情報センターがまとめた。情報はいずれも7月14日現在。
 道路では、木曽地域を縦断する国道19号線は、通行止め区間が解除されている。中央道は通常通り走行できるので京阪神、名古屋方面からは中央道・中津川インターチェンジから木曽方面へ行くことができる。ただし、雨天時、雨量が多いと通行止めになる。伊那地方を走る国道153号線、木曽地方と伊那地方を結ぶ権兵衛峠トンネルの国道361号線、花桃街道で知られる南木曽町阿智村間の国道256号線などに規制区間はない。大阪、名古屋からの高速バスも通常運行している。
 JRは、名古屋―松本、長野を結ぶ特急ワイドビューしなの号が全区間全列車運休している。中央本線南木曽駅十二兼駅間で橋げたが流出しているため、運転再開には少なくとも1カ月以上かかる見込み。特急列車以外は、名古屋駅―中津川駅間は通常通り運行、中津川駅坂下駅間は一部の列車にダイヤ変更がある。坂下駅野尻駅間は運休し、代替バスが運行している。野尻駅塩尻駅間は一部の列車にダイヤの変更がある。
 同センターでは「マイカーやバスでは通常通り長野県にお越しいただけます」とし、風評被害の拡大を抑えるよう協力を呼びかけている。
. 長野県へのアクセス情報は、http://www.pref.nagano.lg.jp/kankoshin/nagoyaaccess.html(14/07/14)