"山陰の松島"浦富海岸で新カヌー体験

KokusaiTourist2014-07-16

業界紙トラベルニュースより

鳥取県岩美町の景勝地浦富海岸」が7月1日に海開きを迎えた。浦富海岸シーカヤック協議会の山下明男さんと長谷川浩司さん、岩美町商工観光課の岸将彦さん、鳥取県関西本部の秋元竜さんがこのほど、トラベルニュース社大阪本社を訪れ、新しいマリンスポーツなど今夏の浦富海岸をPRした。
 浦富海岸は山陰の松島と称され、荒々しい岩石海岸と白砂青松の砂浜からなる海岸。一帯は山陰海岸国立公園山陰海岸ジオパークに指定されており、島めぐりの遊覧船や海水浴に多くの観光客が訪れている。
 近年人気を集めているのがシーカヤックカヤックで洞門をくぐったり、透明度が25メートルを超える海を水面の目線で楽しめる。昨夏は船体全面が透明なクリアカヌーを導入し人気を集めた。今夏はさらにSUP(スタンドアップパドルボート)10艇を新たに加えた。

 山下さんは「サーフボードのような艇に立ったまま漕ぎます。海上を散歩しているような体験です。体幹、バランス感覚が養われるとも言われています」。7月の特定日にはモニターとして、通常の体験料1―1時間半で5千円のところ1千円でSUPが体験できる。
 長谷川さんは「カヤック体験は団体対応もできます。一度に100艇が用意でき、インストラクター、ガイドも育ってきました。学校団体などの受け入れも増えてきました」と話す。
 岸さんは「山陰近畿自動車道が岩美インターまで開通し、関西圏から便利になりました。鳥取砂丘からも15分で浦富海岸です」とし、今夏の来町をアピールした。