辺野古「抗議」を姜尚中氏が手紙で激励

「怒りで血が逆流しそう」 
琉球新報より
 【名護】米軍普天間飛行場辺野古移設に抗議し、連日行われている米軍キャンプ・シュワブゲート前の抗議行動に、政治学者の姜尚中氏から激励の手紙が届いた。手紙を受け取った糸数慶子参院議員が集会で読み上げると、集まった市民らは拍手で喜びを示した。
 

姜氏は、辺野古への移設を進める政府の行動に対し「沖縄は今、またしても横暴な国に蹂躙(じゅうりん)されようとしており」と批判し、「怒りで血が全身を逆流しそうです」と政府への強い怒りをあらわにした。
 最後に「これから困難な日々が続くと思いますが、私も自分の持ち場で全力を尽くしたいと思います」と市民らを激励し、反対運動への協力を示した。
 手紙を読み上げた糸数氏は「姜先生は辺野古や高江にも来たことがあり、今回もぜひ応援に行きたいと話している。全国からの応援が力強く、ありがたい」と感謝を示した。