日本列島 火山活動が活発! 箱根・桜島・浅間山


19日、大涌谷周辺は朝から雨が降り続き、濃い霧に包まれ、いつもは見える白い蒸気が見えません。しかし、「ゴー」といった蒸気を発する際の音は確認できます。午前9時ごろ、温泉供給会社の担当者らがメンテナンスなどの作業のために規制区域の中に入りました。これまでと同じように、防護服とマスクなど重装備での立ち入りとなりました。そして、回数は26回と少ないものの、19日も火山性地震が続いています。この1カ月、増えたり減ったりを繰り返していますが、専門家によりますと、これが箱根山の火山活動の特徴だということです。今の状態が半年ほど続く可能性も出てきていて、地元は長期化も視野に入れた対応を迫られています。そういったなか、普段は一日約6000人が利用する箱根ロープウェイは全線運休が続いていますが、観光客や住民の利便性を考え、20日から代行バスの運行が開始されるということです。(ANN ニュース)

浅間山でも火山活動が活発になっています。
 気象庁によりますと、群馬県と長野県にまたがる浅間山で、先月下旬から火山性地震が増えていて、5月だけで620回、観測されています。地下にあるマグマからの火山ガスの量が増えているものとみられますが、山の膨らみを示す地殻変動などに変化はありません。このため、噴火警戒レベルは「1」の「活火山であることに留意」を継続します。気象庁は23日、上空から現地調査を行い、地表面の温度や噴煙などを調べることにしています。浅間山では2008年から2009年にかけて、小規模な噴火が断続的にあり、火山灰が関東南部まで飛びました。(ANN ニュース)

 噴煙くっきり 桜島4000メートル級爆発2回
桜島・昭和火口は21日午前10時20分ごろに爆発し、噴煙の高さが今年最も高い4300メートルに達した。午前6時16分ごろにも爆発し、噴煙の高さは4100メートルに上った。昭和火口で1日のうちに複数回、4000メートル以上の噴煙を伴う爆発が起きるのは初めて。鹿児島地方気象台は今後も活発な活動が続くとみて、多量の降灰や噴石に警戒を呼び掛けている。南日本新聞
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