日本遺産・鯖街道の拠点は熊川宿 若狭町


業界紙トラベルニュースより
宿場町の情緒漂う
 4月、文化庁の日本遺産に「海と都をつなぐ若狭の往来文化遺産群―御食国若狭と街道」が認定された。文化財をつなぎ地域の歴史文化を伝えるストーリーを観光振興や地域活性化につなげていく。
 この中心となるのが熊川宿。若狭と京都を結ぶ宿場で、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されており、宿場町の情緒が漂う。往時の面影を求めてまち歩きを楽しみたい。

奉行所番所跡が今も残る熊川宿
 道の駅もあり立ち寄り先として気軽に利用できる。











世界に誇る美しさ−蘇洞門めぐり 小浜市
遊覧船で自然の造形美を
 小浜湾のリアス式海岸は特有の風光明媚な景観を生み出した。

 蘇洞門(そとも)は、花こう岩が方状節理にそって海食されてできた奇岩や洞窟、断崖から流れる滝などが約6キロも続く。アメリカの放送局CNNの「日本の最も美しい場所31選」のひとつにも選ばれるなど、その魅力は折り紙つきだ。
 船が通れるくらいの洞門もあり、蘇洞門めぐり遊覧船では約50分のクルージングで豪壮な自然の造形美を間近で眺められる。