原発災害福島の今を伝えます

添乗員 大村 圭子

福島県に来てます、昨年と何が変わったのか…

帰宅困難区域のままの浪江町で行き交う車は業者や作業員さんを乗せたマイクロバスだけ、家は荒れ果て朽ち、雑そうが延び放題…

 双葉町に入った時は乗っているバスの空調も線量が高い地域のために念のために切られました。家の外には入れないようにバリケードが張られ…小学校の運動場は雑草が生い茂り遠目には茶色いので、言われないと判らないほどでした。
 人が普通に住めない状況も5年が過ぎ、そこで働く人は除染作業員や警備の人が外でマスクだけ付けて働き、メディアに現状を伝える報道は極端に減ったばかりか、再稼働まで無理に強引にやりだす。
 このままでいいはずがない。
 
昨日は郡山の仮設住宅でのボランティア、会津若松の南にある芦ノ牧温泉でゆっくりと温泉三昧。
 

今日は会津若松の見学で激動の幕末の歴史を学び、鶴ケ城、白虎隊記念館に飯森山、松平家の庭園を巡りました。結構寒く感じましたが例年より暖かいそうで少し紅葉も残ってました。これから新潟空港から帰ります。