〜海の京都の“食と風景に出会う旅”〜

カニ・温泉・夕日を求めてローカル線のプチ旅に                        2016年1月21日 宋 敏
1日目:夕日ケ浦温泉へ
 朝、須磨駅、出〜発!
JR播但線、JR山陰線に乗り換えて豊岡駅へ。
豊岡駅から海の京都の“食と風景に出会う旅”、なかなかレトロ感のある京都丹後鉄道“丹後あかまつ号”に乗車(夕日が浦木津駅まで各駅停車。乗車整理券、310円也。あかまつ号以外に、くろまつ号、あおまつ号があります)。

車内に乗り込むと目の前には、いろいろな丹後の美しい風景のパネルが広がります。また、丹後の名産品“西陣織”などの展示も盛りだくさんです。
ソファ席や窓側に向いたカウンター席が設けられており、おしぼりや記念乗車証を乗客に配ってくれました。

眺めが抜群のカウンター席に座り、車窓の景色を楽しんでいましたが、あっという間に夕日が浦木津温泉駅に到着。
須磨駅から約4時間あまりのプチ旅の列車とお別れに。
 迎えに来た旅館のシャトルバスに乗り、今晩のお宿に到着!!

慌ただしくチャックインを済ませて、早速“夕日百選”に選ばれ、「夕日がとてもきれい!!」と言われている夕日が浦海岸へ。
天気予報では、“曇り”で半ば夕日は見られないと思いながら、しかし少し期待しながら・・・・。海岸沿いに散策しながら、太陽が落ちてくるのをジッと待っていました。サーフィンをする人や釣り人が大勢います。
なんと夕日が私を待っているように、顔を出してくれました。海の波間に沈む夕日は言葉に表せられないほど感動的でした!本当に“ラッキー!!”(晴れ女!)
 どんな時にも、「諦めないことが大事だ」と改めて感じました。旅館に戻り、冷えた身体を温泉に入って温めて、カニを食べる準備態勢に!!カニ姿、カニ刺し、しばらくは、カニの顔も見たくないと思いました。焼きガニなどなど“カニ・フルコース”を堪能しました。

2日目:帰路へ
 “あさがきた!”
3度目の温泉に入ってからのんびり朝食。和定食と日本海の干しカレイ、カニ味噌汁など盛りだくさん。
 ローカル線の電車は、本数が少ない為、早めに帰路の支度をする。チェックアウトの際に、丹後のサツマイモのお土産を頂き、夕日が浦温泉をあとにしました。
 今回のローカル線を利用した「海の京都の“食と風景に出会う旅”」は、カニ・温泉・夕日と大満足なプチ旅でした。
《参考資料》京都丹後鉄道
・“丹後くろまつ号”:海の京都の走るレストラン列車(予約制)です
・“丹後あおまつ号”:予約不要で自由に乗車できる観光列車です