消費税の国際比較

安倍首相が国会（1月21日）で「税金は国民から吸い上げたもの」と発言しました。まさに国民収奪による政権運営をあからさまに宣言しているわけですが、この安倍首相の発言は、日本の税金のあり方から思わず飛び出したものでもあると思います。なぜなら、日本の税金は先進主要国の中で最も国民から吸い上げるだけで再分配しない国民収奪の色合いが濃いものだからです。

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　事実、税・社会保障による所得再分配の国際比較データを見ると、日本は先進主要国の中で最低レベルです。再分配効果が最も高いスウェーデンの３分の１以下、フランスの半分以下しかありません。
安倍首相の「税金は吸い上げたもの」との発言について
　いかにホンネとはいえ、国民は「憲法上の義務」として納税しているものを、いかにホンネとはいえ、時の総理が「吸い上げたもの」と最も"神聖"で厳格でなけれぱならない国会で口にするとは…許せません❗
　政治はある意味、税金の集め方と使い方を巡っての"やり取り"です。歴史的にみても、税金の集め方を巡っては庶民の激しいたたかいが繰り返されてきました。　それを臆面もなく「吸いあげる」なんて言う総理は憲法違反であるにとどまらず、人格的にも指導者の器ではないでしょう。街の居酒屋の与太ばなしのレベルでしょう…。