“春のようにあたたかい”−うれしい投書


 「平和へのパスポート」といわれる国際交流に役立つ仕事である旅行業に半世紀近くも携わってきて、このような投書に触れると嬉しくなります。特に、最近は「爆買現象」とともにに報じられる外国人観光客の激増のもとで日本人の国内・海外旅行数の減少という事実をみるにつけ、旅や観光の双方向性の大切さを感じています。双方向性の一部に地道なからも役だちたい。観光は経済に影響を与えはしますが、(経済政策に)従属させては駄目だと思っています。本来、旅は生活に潤いを与え、好奇心と知識欲を満たし、こころを豊かにする人間と生活にこそ「従属」するものだからです。(T.MATSUOKA)