1月の訪日外客数、52%増の185万人

中韓好調で単月過去2位を記録
 日本政府観光局(JNTO、松山良一理事長)によると、1月の訪日外国人客数(推計値)は前年同月比52.0%増の185万2千人だった。今年に入っても好調は持続。幸先のいいスタートとなった。
 1月単月の過去最高だった昨年を63万4千人上回り、年間を通しても昨年7月に次ぐ単月史上2位。JNTOはその要因として、アジア各地域での学校休暇や欧米豪における航空路線の拡大、燃油サーチャージの値下がりが需要を拡大させたとみている。
 市場別では、ロシアを除く各市場で1月単月の過去最高を記録。中国が学校休暇期間の前倒しやクルーズ需要の増加から同110%増の47万5千人、韓国は初の50万人超えとなる51万5千人となった。
 JNTOでは、2月はアジア各地域が旧正月休暇時期を迎えることから、訪日客増を予測している。