西の横綱に別府が返り咲き、東は草津で不動 BIGLOBE温泉大賞


業界紙トラベルニュースより 
第8回「BIGLOBE みんなで選ぶ温泉大賞」がこのほど発表され、「温泉番付」の温泉地部門は西の横綱別府温泉大分県)が昨年3位から返り咲いた。東の横綱草津温泉群馬県)で8年連続の不動の強さ。
 宿泊施設部門の西は杉乃井ホテル大分県別府温泉)が若年層からの人気を集め、初の横綱に。加賀屋(石川県和倉温泉)は2位だった。東は第一滝本館(北海道登別温泉)が横綱の座を死守。2位にはあかん遊久の里鶴雅・あかん湖鶴雅ウイングス(北海道阿寒湖温泉)が入った。
 同大賞はビッグローブが運営している温泉旅行情報サイト「BIGLOBE温泉」と温泉宿予約・検索アプリ「温泉天国」で行った投票結果からランキングを決定。投票は2015年12月9日―16年1月29日に行われ、有効投票数は2万6138票。
 温泉地部門の大関以下は、東が大関箱根温泉(神奈川県)、関脇・登別温泉(北海道)、小結・伊香保温泉(群馬県と昨年と同様の顔ぶれで、前頭筆頭に野沢温泉(長野県)がランクイン。西は大関由布院温泉(大分県)に続き、関脇に城崎温泉兵庫県)が昇進した。小結は下呂温泉岐阜県)、前頭筆頭は昨年横綱有馬温泉兵庫県だった。BIGLOBEでは「"歩いて楽しい温泉地"として街並み整備に力を入れる温泉地が人気」と評価している。
 県別部門は、東が横綱群馬県大関・北海道、関脇・神奈川県。西が横綱大分県大関兵庫県、関脇・岐阜県と三役は例年通りの強さを示した。
 温泉地のご当地キャラクターランキングの1位は一昨年、昨年に続き、ゆもみちゃん(群馬県草津温泉)。2位はわたくまくん(石川県和倉温泉)、4位は湯巡権三(福井県あわら温泉)と北陸勢の健闘が続いている。