大河、山岳高原観光長野を駆ける

真田丸と山の日で賑わい
業界紙トラベルニュースより

今年の信州観光は1月、大河ドラマ真田丸」の放映から始まった。1月17日、上田市上田城跡公園にオープンした「信州上田 真田丸 大河ドラマ館」は連日大勢の来館者で賑わい、真田十万石の城下町、長野市の松代も人気を集める。ドラマは高視聴率を叩き出し続け、真田丸観光をけん引する。
 一方、諏訪地方では数えで7年に1度の奇祭、諏訪大社御柱祭が上社、下社とも建御柱を終えたばかり。熱狂から、しばしの静寂を経て、夏から収穫の秋を迎える。7―9月には全県でプレ長野DC(デスティネーションキャンペーン)が展開される。
 本番は2017年7―9月。7年ぶり5回目のDCは「健康」「美しさ」の源「山岳高原」をキーコンセプトに信州観光の魅力の商品化と発信に取り組む。そして8月。今年から国民の祝日に制定された8月11日の「山の日」。第1回「山の日」記念全国大会が松本市上高地で行われる。世界水準の山岳高原観光地が集積する信州を世界にアピールする。