経団連会長・榊原氏「来年には国民に痛みを伴う改革にも、真正面から取り組んでもらいたい」

 年の瀬の寒空に、その「改革」とやらに「痛み」を押し付けられ、来年が見通せない人がどれだけいるだろうか。イヤ、少し語弊があるが、「痛み」なんてないという人は、「痛み 」を押し付けた側の連中しかないだろうと言いたくもなる。
 来年ももっとやれなどというこの榊原氏は、この「痛み」が、過労死、失職、病気、犯罪がまん延し、少子化につながり、ひいては労働力の減少となり、閉塞感漂う社会、さつばつとした社会に移行しつつあることをまさかしらないわけではないでしょう。自分の手で自分の首を絞めつつあることを気づかせてあげよう。
以下 榊原氏の発言引用
 12月26日に経団連の榊原会長は会合で、今年の締め括りとなる挨拶をしました。その中で安倍政権の政策を評価しながら、同時に「来年は正念場の年だ」と発言。
 安倍政権は今以上に厳しい政策をするべきだとして、榊原会長は「国民の痛みに伴う改革にも、真正面から取り組んでもらいたい」などと語っています。
 経団連として法人税の引き下げや外国人労働者の受け入れ拡大、残業代ゼロ、首切りの自由化などを求めていたことから、これらの政策を来年以降も強く推進するという意味がありそうです。
 経団連会長、日本経済「来年は正念場の年だ」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20161226-00000192-jnn-bus_all
 経団連の榊原会長は、日本経済について「来年は正念場の年だ」と述べ、政府や民間が協力してデフレ脱却や経済の再生に取り組むべきだという認識を示しました。