中国杭州視察団に参加して その1

2008年5月22〜25日 岩渕 充我子

 中国・杭州では一人ぼっちのお年寄りはいないのでは?と2日目早朝に西湖畔を散歩して思ってしまった。
ガイドの沈さん→呼び名「ペコちゃん」が「湖は私たち杭州の者の誇りです」と自慢していたのを実感してしまった。
朝から、この町のどこに住んでいるのか沢山の人が沸いてきたように湖畔で様々なことをしている。太極拳やカンフーをやっている人、少林寺だろうか?私には型がわからないが様々な動きをしていたり、なぎなたを振っていたり、短い棒で踊っていたり、はたまた音楽を鳴らして体操をしたり、社交ダンスをしたり、びっくりしたのは日本のラジオ体操が流れていて、音階は一緒だが、中国語で歌われていて(意味はわからない)日本と全く違うラジオ体操をしていたりと何でもありの状態。
そして、平日なのでお年寄りがうじゃうじゃいるといった感じ。
老人が、夫婦で太極拳をしていたり、グループや集団で踊っていたり、しゃべっていたり、お茶を飲んでいたり、はたまた食事をしていたり・・・・。
その数が半端ではない。
そして、中国語のなせる技か、話をしているのを聞くと、ものすごく早口で抑揚があり、大きな声で喋り捲っていると言う感じ。相手も同じなので3人ほどがしゃべっているとすごい喧騒だ。
そして、老人の次が50〜60代で同じように過ごしている。
中国のスケールの大きさと、杭州人の生活の中に西湖があるのを感じた散歩でした。