夏の終わり旅

　みちのく考５題 その３（T.Matsuoka）
　　　　　　　　　右写真は、８月下旬終わりゆく夏か…静かすぎる田沢湖畔

④「キャリーバッグ」考
　通勤の駅頭でもよくみかける“危険な”キャリーバッグ！新幹線のターミナルは日常の比ではない。数えてはいないが６〜７割の方が引っ張っている。その内１割足らずの方が周りに気を配っているようにみえる。以前から、この危険極まりないバッグを何故規制しないのかと憤りを感じていた。これまで、ＴＶの出演者と何かの講演会の講師の方からと２回だけ私と同様の意見を聞いたことがある。今回のみちのく行で、新幹線の駅、車内の電光掲示で注意を呼びかけているのを見つけた。そこには、「最近キャリーバッグをめぐる事故とトラブルが増えています」「周りに気をつけて…」とある。

　　　　雨で激流？になった奥入瀬
　それ見ろ！と我が意を得たりと思ったが、それなら何故ＪＲは事故、トラブルを無くすために持ち込みを禁止するくらいの思い切った措置を執らないのか、製造者にあるいは行政に対して何らかの規制を申し入れないのか？なぜ危険かは言うまでもない。人にはそれぞれ近くの他人の横幅にはいろいろあって気をつけて歩行しているが、前後の幅には通常関心はない。すれ違いは通常互いに向き合った形、しかしターミナルなど混雑場所は歩行は対面、クロス様々。そして人は混雑場所ではぶつからないように上も下も見ないでただ前を向いて歩いています。リュックサックも“邪魔もの”扱いされるが、キャリーバッグは“邪魔もの”でなく“危険物”です。どこかの案内放送によく聞く「危険物は持ちこまないで…」、その基準は何なんでしょう？

　　　　奥入瀬上流にある銚子大滝