ドイツで川柳 その１

“原発ノー　決める市民と　国を見に”
―ドイツ環境視察ツアー　川柳―（小川嘉憲）

８月末から９月にかけてドイツ環境視察ツァーが実施され、小川嘉憲様より川柳集を届けて頂きました。
数回に分けて掲載させていただきます。

１．フランクフルトに着きました
＊寝たきりの　気持がわかる　欧州便
＊夕食は　ビールを飲ます　辛い肉
＊ドイツ食　一夜で吹っ飛ぶ　ダイエット
＊ビルの外　森の間に　街がある
＊わがブス（バス）も　アウトバーン（高速道路）を　ただで行く
＊どこまでも　続く畑は　北海道

２．クライルスハイムの太陽熱利用システム
＊熱にする　ソーラー発電　貯められず
＊太陽を　地下に閉じ込め　小出しする
＊明日ひらく　荒野に並ぶ　集光パネル
＊米軍の　基地が返って　エコの基地
＊原発と　ビールがエコの　産みの親
＊エコ語る　輝く瞳　女性技師
＊ハイテクの　施設の上は　遊園地

３．中世の町、ローテンブルグ
＊天を衝く　教会の塔　われ小人
＊中世の　街角に立ち　天仰ぐ
＊森の海　浮かぶ水車の　赤い屋根
＊一気飲み　やって救った　自由都市
＊日本語で　呼び込む彼の　親思う
＊知ってるかい　泊まったホテル　シランネン
＊縦横に　熱くドイツを　語るひと（通訳）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（続く）