ブラジルレポート7

KokusaiTourist2009-02-22

 世界社会フォーラム イン ブラジルツアーを終えて(右写真はカストロ要塞)


感動のイグアスの滝

 アマゾンの次は世界3大瀑布のイグアスの滝です。深夜にイグアスへ到着し、翌朝、国境を超えアルゼンチンへ向かいました。アマゾンの緑とは色も様相も違い馴染みのある景色と湿気のない南部、アルゼンチンへ入るまでのブラジルは北部とは別の国のようです。アルゼンチンでの滝観賞はトロッコ列車に乗っていきます。最大の見所“悪魔ののど笛”
まではトレイルを歩いていくつものイグアスの川の流れを越えて進みます。
この日の水量は相当多く、のど笛ではもの凄いしぶきでしたが圧巻でした。これまで幸運にも3大瀑布を全て見ましたが、イグアスの滝は他の2つを大きく引き離しあまりに素晴らしく、その眺めと水量に言葉が見つからないほどの感動を覚えました。やはり一度は無理をしてでも見るべき景色のひとつだと思います。


滝壺にボートで突入! 
 
その後、たくさんの滝がトロッコの途中駅からも楽しめ雄大イグアスの滝を堪能しました。その中でイグアスの川に何艘かのボートが見られ、気になるなぁと思っていたらメンバーからも声が上がり、急遽昼からボートに乗ることになりました。想像以上に刺激的なオプションで、滝にボートで突入すること3回(通常は1回、サービスが良ければ2回)、私たちの乗ったボートの運転手はサービス精神旺盛で更にもう1回突入しようとしましたが、無線で戻って来いと指令が下ってたようで、川でも左右振りまくり小さな滝にも突入し、またもや水難の一日になってしまいました。
日系現地ガイドに学ぶ
 大きなトラブルが無く、過ぎてみればあっという間に思える12日間、たくさんのドラマや出会いがありました。私自身の収穫や教訓は言い尽くせないほどありましたが、まだ気づいていない部分もたくさんあるように思います。現地のガイドの方々は日系ブラジル人の方で私よりも目上の方ばかりでした。幼い頃にブラジルに渡り親の代から随分と苦労と努力を重ねガイド以外にもいくつもの職業をお持ちの方でした。色々話をする中で意思疎通の難しさはありましたが、日本人としてのアイデンティティーを持ちながらブラジルに生活の拠点を置く日常に、たくましさと柔軟さを持ち合わせ明るく前向きな姿には学ぶところがたくさんありました。(K.OHMURA)