“労協国ツー宣言”Ⅴ
☆2009年4月1日 国際ツーリストビューローは進化します!
   労働者協同組合への移行を旅行業界で初の宣言!


いま何故? ㈱から労協へ…!



「50周年」以降の議論から
2007年9月から毎月1回全社会議で話し合った…その一部を紹介します…



なぜ今、組織改革か?  環境の変化に組織が対応できていない。
1.旅行環境の変化と業界の変化→「個性」の尊重と「個人主義」の台頭
*旅行形態→団体から個人へ
*業界にも→直手配やネットエージェントの出現
*「商品」にも→「個」のニーズに対応した商品
*担い手(業界人)→「個」を主張する動きと独立化傾向

      ★大手旅行社の「個人」への個別対応の強まり
         −資本・組織力で競争力あり。
     ★「腕」「顔」に自信ありの勢力の台頭、脱サラ・リストラ組
         −有能な個人・独力完結型。
     ★零細業者のこだわり組 −専門特化型・個人家族型として生き残り。


2.「個性」の尊重と「個人主義」の台頭は一方で新たな競争の激化を生む。
*組織内競争の枠を越え自立・独立を助長し社会的レベルでの競争に拍車をかけている。
*業務形態が大量生産的定型型業務から独創的・創建的な仕事に変化してきている。
*その競争はこだわり組・個人完結型・ネットワーク型、旅行社離れ型などとの競争で、ある意味ではレベルの高い「プロ」の技量を競うものになっていく。
*「組織人より仕事人」「プロセスより結果」「集団主義より個人主義」などの傾向が、「既存の組織」でも内外から影響を受けることは避けられずない。
 

 
3.「プロとしての個人・個性」が活躍できる組織が求められている。
*「プロとしての個人」は顧客である個人を「直接的」に尊重するもので、究極の「顧客満足」の担い手である。
*組織の変化より個人の意識、価値観の変化が先行しており、そうしたニーズを充足できない組織は「プロとしての個人」を生めないし、兆しを逃すことにもなる。
*「個人」としての独立性が高まれば一方ではそれだけに団結、連帯、サポートが必要になり、それをも満たす組織改革が求められている。


4.組織改革は次のキーワードを行動指針とする「個人」のニーズを満たしそうした「個人」を生み出すものでなければ…
*自立(律)した個人 多様な社会的コミュニケーションが自立性を高める*自由な実践 自らのこだわりと意欲による自由な実践で組織の戦略を充実・補強する立場
*目標への連帯  組織の理念・戦略への共同と個々の目標と努力への連帯
*結果への責任  成果への権利と責任の立場