アンコールワット

KokusaiTourist2009-05-23

カンボジア紀行 そのⅠ(A.TANIOKA)
2009年4月10日(金)〜4月14日(火)

 桜がもう少しで満開というまだ肌寒い春の神戸をあとに、関西空港(13:40発)大韓航空で韓国ソウル・仁川空港を経由してカンボジアアンコールワット遺跡のあるシャムリアップ空港へと旅立った。
ウォン安の影響なのかソウル行きの飛行機は満席で、仁川空港にもたくさんの日本人観光客が免税店に群がっていた。それにしても仁川空港はハブ空港として乗り継ぎの人を飽きさせない工夫がされていて、関西空港が閑散としていく訳がわかるような気がする。たくさんの免税店はさておき、無料のインターネットカフェや韓国文化を体験出来るスペースがあり、約二時間半の乗り継ぎはあっと言う間に過ぎた。(民族衣装を着ての記念写真コーナー、韓国和紙を使ったトレイを作る教室や韓国の民族楽器の演奏などが無料で体験&鑑賞できる。)
 夕焼けのきれいな仁川空港からカンボジアシェムリアップまで約六時間のフライト。機内食は、さすが大韓航空だけあり、選んだ鶏肉は唐辛子が効いて辛かった。機内では、映画「マーリー‥世界一おバカな犬が教えてくれたこと(邦題名)」の上映され、退屈しのぎが出来た。
 シェムリアップ空港に21:40に無事到着。だだっ広い空港にポツンと飛行機が降り立ちタラップを降り、平屋の寺院のような空港施設まで滑走路を歩いていく。蒸し暑く生温い空気が一気にカンボジアへ着いたと感じさせる。私が並んだ入国管理の窓口はすんなりと通っていけたのだが、同じグループの人が並んだ別の窓口はなかなか手続が進まない。後でガイドに聞いてみると、袖の下(お金)を要求する汚い職員だったようだ。
 空港には、カンボジア人ガイド、ニャンさんが出迎えてくれた。目のパッチリとした愛くるしい顔で大変日本語が上手な好青年。空港からホテルまでは約15分、主要道路は舗装されているがシャムリアップの市内には信号が5機しか無く、バイクが主な交通手段のため3〜4人乗っているのは当たり前で、最近になってヘルメット着用が義務付けられたそうだが守っている人はそんなにいない。
 私達の宿「ボレイ・アンコールホテル」へ到着。高級ホテル街ではなく、町中のホテルだが、道から奥まった場所にあり、ゆったりとした構えです。ロビーには、蓮の花のアレンジメントが飾られ、レモングラスのアロマの香りがもてなしてくれます。部屋は広々としていてアジア風のインテリアにベットはキングサイズ。水周りもシャワーブースと電話の受話器を模したシャワーヘッド付きのバスタブがあり、大変綺麗に掃除されていました。明日は、憧れのアンコールワット早くシャワーを浴びて就寝です。
(A.TANIOKA)