チベット7日間 旅行記そのⅠ

きたろうハイキングクラブ有志と仲間とともに青蔵鉄道チベット・ラサに行ってきました。 (M.IWABUCHI)

6月25日(木)
 朝7時30分、関西空港集合。9時30分チャイナエアーライン(CA)にて北京に出発。
 CAには珍しく定刻発。すぐに食事が出てあっという間に北京へ。本物の中華料理を味わった後、北京オリンピックがあった会場の「鳥の巣」へ。巨大な会場を一回りして十分楽しんでから、昔の家が残る古都(北京郊外)へ行き、人力車で散策。しかし殆どの家が工事中で砂煙がすごい。数年後にはこの街並みはなくなっているのだろうな〜と思いながら観光した。
さあ、青蔵鉄道始まりの地「西寧」へ。西寧の空港ではガイド2人が迎えに来てくれていた。一人はスルーガイドの李さん。もう一人は西寧現地ガイドの李さん。ついでにドライバーも李さん。3人の李さんとホテルへ。

 
6月26日(金)
 ホテルで朝食後、歩いて「水井巷市場」へ。野菜がメインの自由市場で見る物がすべて楽しい。中国の野菜の説明を聞いたり、また食堂ではのぞいて何を作っているのか確かめたりしたりして、ホテルへ戻る。
 チェックアウトが12時なので、シャワーを浴びる人や荷物を整理してロビー集合。
おいしい中華料理の昼食後観光へ。チベットイスラム教の寺院がある。金曜日は信者の礼拝の日なので、夕方に回し先に道教のお寺「北禅寺」へ。
山肌に張り付くように建てられたお寺は圧巻。また、そこからの眺望はすばらしい。西寧の町が一目でわかる。

 ここは海抜2200mはあるので、緑が乏しい。したがって町の建造物がすぐに目に飛び込んでくる。その時に立派なビルのようなマンションが目立ち、先に述べたような会話になり、政府関係者が特権で住むことがわかったのだ。標高がある上に、寺の階段を上ったものだから皆疲れて「お茶」をしようということになったが、
ここではCoffeeを飲む習慣がない。考えて5つ星のホテルに案内してもらって一杯が600円位するCoffeeを飲んだ。高かったが皆大満足。
 腰をあげて、青海省最大のイスラム寺院へ。ここで修業をしている信者と話をすることができた。
イスラム料理夕食を食べる。御馳走なのだろうけど、とても辛くて食べられない。皆ほとんどを残してゴメンナサイ。
 さあ、いよいよ青蔵列車に乗車。駅の改札は押し合いへしあいの大騒動。「戦後の買い物列車へ乗車するみたいだった」と参加者いわく。やっと自分たちのコンパートメントにたどりつく。向かい合った3段ベッドで6名のコンパートメント。しかし通路にカーテンもドアもない。でも、車両の一番端だったので、トイレ、洗面所がすぐで便利が良い。
 ガイドの李さんは二つ隣のコンパートメントの中段のベッドなので安心。李さんはすぐに食堂車へ予約に走ってくれる。3食とも予約がとれたと報告してくれる。私は一番上のベッドにし、アクロバットのように足をかけて登り眠りにつく。途中で目がさめ、トイレに行きたいがどうしよう?と思案したが仕方がない。
なんとか下に足をかけ、降りることが出来た。これに味をしめ、ベッドからの上り降りは苦痛でなくなった。
(続く)