チベット7日間

KokusaiTourist2009-08-28

旅行記そのⅣ
きたろうハイキングクラブ有志と仲間とともに青蔵鉄道チベット・ラサに行ってきました。 (M.IWABUCHI)


そのⅠhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20090808
そのⅡhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20090826
そのⅢhttp://d.hatena.ne.jp/KokusaiTourist/20090827
6月29日(日)
 朝食場所で、昨日点滴を受けた方に様子を聞くと、すこぶる調子が良いらしい。家で朝食をとっているのと同じと言ってパンなどを食べている。一方昨夜熱を下げる注射を打った人は、少しはましだが熱っぽい顔。またガイドとお医者さんに来てもらう。
 
2人を残して私たちはヤムドゥク湖(4749m)見学へ。車外は菜の花が咲いていたり、インド・ガンジス川の源流を見たり、また水葬場所を見たりして進んでいった。途中、連絡が入り、お客さんが顔などにむくみがあるため、ホテルではなく診療所へお連れして、検査を受けているとのこと。何もなければ良いのだが・・・。
バスは5,000mを超える峠を越し湖へ。昨日ポタラ宮を断念した方も今日はとても元気。湖でヤクやチベット犬と一緒に写真をとったり、標高掲示した場所で昨日の分を取り返すかのように写真を撮っている。こんなに高い所にいったという証拠写真とか。
 帰路は一つの村の民家に寄ってバター茶をごちそうになる。ヤクの乳とお茶と塩を混ぜたもので、結構おいしい。この民家はおばあちゃんが9か月になる孫を見ていて、近所の子が、私たちが行くとたくさん寄ってきて、この赤ちゃんも子供たちが来ると笑っている。私たちが行くと泣いてしまったのに。村中で子育てをしているような素朴な村だ。
 しかし、ガイド氏曰く「このような環境は50年後にはないだろう」と。日本でも親・子・孫が同一所帯で住んでいたのはついこの間ではないか。チベットにもそんな波が押し寄せてきているのか?
 午後2時ころラサに戻ると、ホテルの前の道路で残っていた2人が待っていた。すぐ近くの中華料理店で昼食。その後、昨日行けなかったジョカン寺とバルコルへ。ジョカン寺はたいそうな込み具合。唐とネパールから7世紀に嫁にきた二人の王妃が持ってきた仏像を納めるために建立した寺で世界遺産でもある。大事な仏像にお願い事をして寺を後にすると、五体投地をしたり時計周りでぐるぐる回っている信者がいたりで大賑わい。周りのバルコルでフリータイム。買い物をする。その後ショーを見ながらの食事なのだが、3階にあるためヒーヒー言いながら上った。
 明日はラサを後にしなければならない。