広島、岩国、下関、門司、小倉の旅

KokusaiTourist2009-12-05

世界遺産と秋の味覚にふれながら〜 その2
11/22(曇りのち雨

ライトアップされた夜の「錦帯橋」では見えなかった、組木技法の橋脚と築城技術を応用した独特なアーチ橋を組み合わせた橋の構造や自然と調和したその優美な姿をじっくり鑑賞したいので、早めに朝食を済ませ、もう一度錦帯橋へ しかし、気温が低くて寒かったので、岩国藩主吉川広嘉が築城した“岩国城”は次回の楽しみとして、下関へ移動しました。
錦帯橋から「おはん」バス(岩国を愛した女流作家宇野千代の作品をより多くの人に知っていただくため、ここ岩国を舞台として執筆され、英米でも発刊された先生の代表作である「おはん」をイメージデザインしたバス)で新岩国駅へ。新岩国より新幹線で新下関へ。新下関からはローカル線(潮彩・みすず号電車)で激動の歴史の舞台、下関へ向かいました。
 下関に着いて、一日乗り放題バス乗車券があったので、これを購入し、観光バス(二回建てロンドンバス)にて下関の台所・唐戸市場へ。
 「唐戸市場」は新鮮な関門の海の幸が集う、活気があふれる市場でフグやアンコウなど数多くの新鮮な魚介類が満ち溢れ、威勢のいい掛け声や多くの観光客で賑わっていました。
 昼ごはんは下関で近代捕鯨発祥地として栄えた面を味わえる多彩な鯨料理(刺身、竜田揚げ、ステーキなど)に舌鼓をうちました。
 午後は、下関の街で一際目立ち高くそびえる「下関ゆめタワー」を見学しました。シースルーエレベーターで一気に上がり地上143mの総ガラスはりの展望室へ到着すると関門海峡のパノラマが広がっています。関門海峡にをわたる多くの船が小さくて、おもちゃ船のように見えます。また、北九州や巌流島も見渡す事ができます。
 「下関ゆめタワー」の後は、夕暮れの城下町長府を散策し、天下の奇祭が今に伝わる古社「忌宮神社」を参拝しました。夕食は下関お土産やレストランモール‘カモンワーフ’にてで暖かい鍋を堪能してから、夜景がきれいな下関港を散策しホテルへ向かいました。二日目は雨の中で寒かったですが、充実した一日でした。

(宋 敏 SONG MING)