ペルー南部水害状況

現地旅行社からの情報です。

クスコ県全体の被害状況:1,273人行方不明、9、448が被害、2人死亡、254軒が全壊。
*クスコ市内
市内の大きな被害は現在報告されておりません。
・ウルバンバ/聖なる谷
安全対策の為、オジャンタイタンボ遺跡への入場が現地28日まで3日間入場禁止に。その他、郊外では今現在も数百人が避難を強いられ、多くの道路が寸断された状態。政府は7億ソルを投入し復旧作業に取り掛かり、今週現地金曜日までには土砂崩れで封鎖されている幹線道路の通行をできるだけ早く可能にする予定。
・ウルバンバ/聖なる谷 主要ホテル状況
CASA ANDINA PRIVATE COLLECTION URUBAMBA

  • ホテルは高台に位置するため被害は出ておりません。電気、水道もホテル内は利用可能です。


POSADA DEL INCA YUCAY
ホテルに影響はないがが近辺の民家には被害が出ています。水道は午前中は断水、午後は復旧。ホテルへの連絡道は今日無理だが明日から通行可能とのこと。

SAN AGUSTIN RECOLETA
ホテルは高台だから被害はなし、設備は大丈夫。電気、水道は大丈夫ですが、村の何か所かダメ。

SAN AGUSTIN URUBAMBA

水害による、ホテル利用不可に。

マチュピチュ遺跡&インカ道
現地本日Hugo Gonzalesクスコ県知事は安全対策の為、マチュピチュ遺跡及びインカ道を現地28日までの3日間閉鎖を発表。インカ道では途中地点ウィニャイ・ワイナで土砂崩れに巻き込まれアルゼンチン人の観光客1人と、ペルー人の観光ガイド1人が死亡する事態に。

・アグアス・カリエンテス
現地26日現在足止めされていた観光客約2000人が、空軍ヘリによる同地とオリャンタイタンボ間のピストン輸送を行っています。しかしヘリコプターの輸送キャパシティは15人と少なく、観光客全員の救出には時間が掛かっています。現時点では残り約1000人の観光客の救援活動を引き続き行っています。同地との通信は維持されているものの、観光客全員がホテルに滞在することはできなく、一部はアルマス広場などで一夜を過ごす。(弊社手配のお客様は無事ホテルでの滞在が確認できております。)また、現地では多くの観光客を迎えているため、食糧などの物資が不足しつつあるとの事。

ペルーレイル
4ヵ所レール破損の為、引き続き復旧作業に取り掛かっています。ペルーレイル側からの公式発表は何も出ておりませんが、列車運行再開には最低でも3〜4日はかかる見込み。


*PUNO
プーノ県のフリアカ市街でも浸水被害が生じています。現地26日、フリアカ市内では市街の複数の通りが冠水する被害が続出。建設中の現場が浸水する被害も報告されていますが、今のところ大きな人害は報告されておりません。
また、クスコープーノ間は通常どうり利用可能です。

・ペルー国内線
雨の被害が出ているクスコやアンダワイラス地区への便に運休が生じているためリマ国際空港では、多くの利用者が足止め状態が続いています。クスコとリマを結ぶ便については、全便が欠航となっているわけではないですが現地26日の運航はわずか3便にとどまりました。陸路交通が影響を受けているため、空路の需要は高い状態でが、空港ではいつ来るか分からない搭乗案内を待っているとのこと。

※参考:YOU TUBE現地ニュース↓http://www.youtube.com/watch?v=UpuYr2IcLQs
情報提供は下記旅行社現地から
(株)ラティ−ノ

TURISMO LATINO