LCC と KIX

KokusaiTourist2010-07-14

安全の担保は…? そしてハブ空港は…???
LOW・COST・CARRIER(ロー・コスト・キャリア)、航空運賃を低価格で提供する格安航空会社の事です。関西空港にもの“ジエットスタ−”がケアンズやゴールドコ−ストまで往復5万円などで就航しています、また“ジェットアジア”が関空台北シンガポールに就航します、時期にもよりますが台北まで往復1.5万円位からの価格設定です。ほかには韓国から“エアー釜山”、“済州航空”、フィリピンの“セブパシフィック”等があります。日本でも“スカイマーク”や“スターフライヤー”、“北海道国際航空”等も同じLCCです。
国際線でのLCCは、機内食やヘッドホーン、ブランケット、飲物は全て有料になり、機内預けの荷物も制限し、座席間隔を狭く、沢山の乗客を乗せ、効率をあげ、メンテを抑える為に乗員には機内掃除等をさせ、駐機代も高額なので「着発」で就航されています。もちろんIATA(国際航空運送協会)には加盟されていませんので事故の場合の補償等は不明です。
 この様にLCC関空KIX)にも増えるなか、日本航空はさらに運休を予定しています。10月以降も含めると、ロンドン、シンガポールシドニー、ニュージランド、釜山、大連、杭州サイパンハノイ、さらに香港、グアム、バリ、広州、北京線などが運休予定で、関空からはソウル、上海、台北バンコク、ホノルル線ぐらいになってしまう。
 大阪府知事と前原大臣は関空ハブ空港にするとしているが、増えるLCCの安全の担保はどうなのか、関空に世界から海外の航空機が就航してきてもどこにも行けない空港がなぜハブになれるのか全く理解できない。お隣、韓国の仁川空港やバンコク空港をご存じなのか・・・・。(T.OGAWA)