JAL労働者支援の取組

福岡から          ○○○    2010年12月13日
九交運加盟組合および友誼組合各位
○○○○○○○○○○○○○○○九州交通運輸労働組合共闘会議
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○代表委員長先水徹

○○整理解雇とたたかうJAL労働者を励ますとりくみのお願い
 現在、日本航空は会社更生計画に基づく人員削減を進めています。日本航空の業績は会社更生計画に基く経営再建中でも、上期の決算は1,328 億円の利益を上げており、人員削減は計画目標16,000 名をほぼ達成しているにもかかわらず、12 月9 日の団体交渉において客乗職108 名(病気療養中の34 名、53 歳以上の組合活動家含め74 名)、パイロット94名(休職者4 名、現役乗務員90 名)の暴挙とも言える整理解雇を12 月31 日付けで行うとしてきました。
 航空労組連絡会は、こうした日本航空の経営状況において、もうこれ以上の人員削減の必要性はないと会社を始め政府・国土交通省厚生労働省・マスコミなどへ要請や訴えを行ってきました。
 日本航空が、安全と公共性を重視し、国民のための公共交通機関としての役割を担うためにも直ちに整理解雇を撤回し不当労働行為を改め、労使関係の正常化が求められており、労働組合との話し合いによる解決が重要です。
 九州交運共闘には航空連福岡地連が加盟しています。11月29日の代表委員会では、当該航空連福岡地連の状勢報告を踏まえて、たたかう航空労働者を励ますとりくみを九州から行うことを決定しました。下記にその内容を紹介しますので、とりくみをお願いします。

?12・24JAL労働者の闘いに連帯する緊急集会inおおさかへの連帯メッセージ
大阪では航空連大阪地連が参加する民主法律協会関西空港プロジェクト会議が、12月24・25日に日本航空キャビンクルーユニオンの行うストライキに連帯し、「JAL労働者の闘いに連帯する緊急集会inおおさか」(12月24日、18:30)を開催します。この集会の成功にむけて、連帯のメッセージを寄せてください。メッセージは、集会の中で紹介されます。
このとりくみは、労働組合・民主団体等をとりくみの対象とします。とりくみの締め切りは、12月24日(金)13:00とします。
メールによる送付先info@minpokyo.org
FAXによる送付先FAX 06-6361-2145

?たたかうJAL労働者を励ますメール
日本航空は、12月9日の労働組合との団体交渉で、客乗職108名、パイロット94名の整理解雇を12月31日付けで行うことを発表しました。しかし、現在も12月27日13時を締め切りに希望退職が募集されており、たたかう仲間攻撃にさらされています。
たたかう仲間を励ますため、メールによる激励メッセージをお寄せください。メッセージはJAL内のたたかう労働者を励ますため、ML(メーリングリスト)などを通じて、JAL労働者に直接届けられます。
このとりくみは、主に個人を対象とします。メールの件名の先頭には「JAL連帯」と入れてください。本文には、所属する団体名・役職名などもお願いします。とりくみは本日以降、当面年内を目処とします。
送付先info@minpokyo.org
以上
【民主法律協会(民法協)】http://www.minpokyo.org/
1956年6月、平和・民主主義・国民の権利を守り、発展させることを目的と
して結成され、現在会員として、大阪を中心に、弁護士・学者・研究者ほか約400名、労働組合・市民団体約170団体を擁する団体です。
法律家と労働者・労働組合や市民団体が手を携えて活動するそのユニークな組織
形態は世界的にも珍しいとされ、その特長を生かして働く者の権利センターとして「理論と実践の統一」をめざした活動を展開しており、「労働相談ホットライン」、「過労死連絡会」、「派遣労働研究会」などをとりくんでいます。
民法協・関西空港プロジェクト会議は、1994年の関西空港の開港にむけて「規制緩和の実験場」となりかねない関西空港の労働条件を監視してきました。定期的関西空港でのビラまきや労働相談、シンポジウムなどを行っています。